金. 11月 22nd, 2024

前編 後編

105:  2011/09/29(木) 22:41:54.14 ID:7uNeAzZj0

5月あたりからボランティアしてる期間が長かったから糞クズ野郎のくせに班のリーダーをやる機会が増えた 

この頃には当初のテンパりはほとんどなくなって、ボランティアのみんなとも多分普通に会話できるようになってた 

緊張はめちゃくちゃしてたがな 

そんなこんな毎日色々な活動をこなしながら過ごしてたある日の夜、俺の車に桜井くんがすごい沈んだ顔でやってきた

桜井くん「よお、勉ちゃん」

俺「あ、桜井くん、お疲れ様!ん、どうかした?」

桜井くん「・・・あのさ、見つかったわ、俺の両親」

俺「えっ!?見つかったの!?」

桜井くん「検査の結果が出て間違いないってさ…なんだか見つかればいいって思ってたのに、見つかると現実を突きつけられた気がして、なんか凹むわw」

俺「桜井くん・・・」

桜井くん「・・・なんかやりきれないなぁ…チクショウ…」

桜井くんは泣きながら笑ってた…

こんなとき友達として桜井くんに何も言葉をかけれない自分にすごく腹がたった

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By elitola