土. 11月 23rd, 2024
736 :伝説の鬼女 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2020/12/23(水) 12:24:20 ID:Jb.k0.L1
女忄生が妊娠出産できるのって、社会情勢の運もかなり左右してると思う

私が義務教育を受けてるとき、おぼろげなんだけど
妊娠出産適齢期が18歳くらいから始まり、23歳くらいが最適齢、20代半ばくらいで終了してその後はリスクが増え、
30からはリスクが爆発的に跳ね上がる高齢出産の域に入り、35歳以上は妊娠出産に適さない
みたいな教えを何度も何度も刷り込まれて、「今は少子高齢化なんだから、女子のあなた達は大学卒業したらすぐに結婚して子供産むのよ!」
みたいなことを言われていた記憶がある(平成にびっくりの教育だが、人口減ってる田舎なせいか何度も何度も言われた)
職場の同年代の人や、育った地域が全く異なる私の夫もそう学んでたから、私の住んでた地域だけってわけではなさそうだし
最近妊娠出産適齢期が35まで伸びてるという話も聞くが、実際生物的には私が学んだ教えのほうが適切らしい

話は変わって、私は昭和63年生まれの32歳なんだけど、私が23歳、24歳の頃は震災で結婚出産どころの話じゃなかった
奨学金が300万あったのに、内定もらって研修受けてた職場はボロボロで、家のあった場所には船があるような滑稽な状態になってた
再就活しても職場が見つからずしばらくフリーターしてたし、
再就活が実をむすび生活を立て直して、学生の頃から付き合ってた人と結婚の見通しがたって入籍できたのは27歳の頃
新婚生活が落ち着き奨学金が完済できた頃には29歳目前(夫は30歳)
夫とは子供三人はほしいと話してたけど、
私は避難所生活でストレスとひどい冷えからか、気づけば全く生理がこなくなっていた
だけど気づいたときはまだ治療なんかできる環境ではなく、治療を始めた頃にはうまく排卵できない体になっており、
一年治療してなんとか妊娠しても流産してしまい、それでも頑張ってたらコロナが流行りだした
かかりつけの産婦人科は完全予約制へと変わり、人数も診察時間も妊婦優先で制限され、
働いてる私は開院してる間に通院できず、仕事を休んで行こうにも病院の予約そのものがとれなかったこともあった
コロナの収束も見えず、今妊娠してもワクチンが打てなくなるし、そもそも妊娠してコロナにかかったら子供がどうなるかわからない
夫が大手の会社務めなので、これまで3回職場でコロナが出て濃厚接触者にもなったからかなりリスクが高い
かといってコロナの収束まで待っていたら高齢出産になるし、いつまでも治療費にお金も割けない
だから夫と話し合って、子供は諦めて夫婦で生きていくことにした

だけどやっぱり夫婦二人だと色々と言われるんだよね
そして一番言われて鬱陶しいのが、少子化と日本衰退の戦犯扱いされること
「今どき30前半なんてまだまだ妊娠出産適齢期よ!なんで諦めるの!あんたたちが頑張らないから少子化進むんよ!」
って無責任に言ってくる人
「お前らみたいに利子なし奨学金借りて国立行ったくせに子無しとか税金泥棒、金返せ」
と煽ってくるDQN
「働いて子供産まないって、なんのために女として生まれてきて結婚までしたの?旦那さん可哀想」
とマウントとってくる、育休産休取得3回目の在席して6年トータル労働歴1年未満の同期

今年の春頃、リモート飲み会で同級生20人強と連絡取り合ったけど、男女共にやっぱり子持ちは少なかった
震災で内定先が被災したり、自分が避難所にいたりで大学卒業からストレートに就職できた人が殆どいなかったから
そもそも結婚してなかった人(20代のころに恋愛してる余裕がなかった人)も多くて
子持ちの人も、デキ婚じゃなければ親と同居か親が近くにいて頼れるとか、
親からの金銭的援助があったから収入が少なくても産めたって話してた
私も被災してなければ希望通り、一人は産んでたと思う
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