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42 :鬼女日記 2015/12/25(金) 11:03:26 ID:7mN36lby.net
中学生の時、初めて友達同士で遊びに行った帰りの事。
当時すんでた町から目的地の間に競馬場があった。
その日は大きなレースがあったらしく、車内が結構混んでた。
したらいきなり知らない小父さんが、「なんでこんな事になったんだぁ!!」って叫んで
財布から札を取り出してびりびりに破いて放り投げた。車内騒然。
友達と飛んできた札をつかんで渡そうとしたら、「いらない!俺には何にも残らないんだ!!」
って叫ばれて呆然。
慌てて駆けつけた車掌が小父さんを宥めて連れて行った。
周囲の人も紙幣の破片を集めて車掌に渡してた。


怖くて親にも言えなかったんだけど、友達の兄には話した。友達とは10歳ぐらい離れてて俺達の兄貴分だったし
その人が言うには、もっと離れた場所で大きい競馬のレースがあって、
一番人気の馬がスタート直後に落馬して約110億円が吹っ飛んでたらしい
その小父さんは、そのレースを勝ってたんじゃないかっていってた。

その競馬場でやってないレースの券も買えるってのは、その時初めて知った
でも、その小父さんの姿がちらついて、未だに馬券買うのには恐怖を感じる
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