親が約束を破るととんでもないことになるという事例を一つ
友人のAから聞いた話

Aが小学生の頃、A母と一緒にチャリで買い物に付き合わされた
その時ティッシュかなにか箱型の品を買ってAはこの箱ほしいと言い出した
カラフルな外観でちょうど学校の工作に使えるからとの理由で、A母は当然OK
帰宅したらA姉が箱に目をつけてあたしがもらうと言い出すも「これは俺のだ」と反論
しかしAと母のやり取りを知らない姉は箱を無理やり強奪
騒ぎを聞いて母が駆け付けるも「あんた（A）男でしょ！姉がほしいと言ったらあげなさい！」

ここでAは初めて理忄生を失ったらしい
目の前に姉という強盗がいる、それを制止もせずに強盗の片棒を担ぐ母がいる
親に助けを呼ぼうにもその親が強盗の一味だ、というようなスイッチが入ったとのこと
火事場のバカ力でリミッター解除されて一切の手加減を失ってしまったA
姉の髪の毛掴んでブン回して気を失うまで毆り続け蹴り続け
家具を倒して家中メチャメチャにし、さらにバット振り回してガラスを破壊
断片的に覚えているのはこれぐらいで、気が付いたら父を交えて家族会議
Aが暴れたことはよくないがその動機となった姉と母が悪いとの結論

その辺を落としどころにすればいいのに母と姉だけは不服
「なにがあっても㬥カはダメでしょ！」とのことで
「その原因となった約束を破るのはもっとダメだろ！」とどこまでも平行線

この件が引き金となってA家はその後めでたく離散状態
姉は後遺症が残り子供を産めない体になってしまったらしいが、
「あんな忄生格じゃ元々子供なんかつくれねーよｗ
　そんな後遺症なんか何の影響もないけど、俺（A）が受けた心の傷は一生ものだからな」
とのこと

誰が聞いてもAに同情するしかないわ