791 :名無しさん@おーぷん 2015/01/22(木) 10:44:25 ID:0p0
文章が苦手なので作文みたいになってしまいました。すみません。
ところどころフェイクいれてます。
僕はいわゆる私生児として生まれました。
母は父に家族がいて単身赴任者であることを知らずに付き合い
僕を宿したあと結婚できない相手だと知った時にはもう堕ろせなかったそうです。
当時それなりの修羅場があり、裁判もして認知と養育費を勝ち取ったのは僕が2歳になる頃だったそうです。
父は生まれた僕に会いに来た事は一度もなかったそうです。
幸い祖父母が元気に働いており、伯母たちの協力もあって父がいないこと以外には大した苦労もなく成長しました。
父からの養育費は小学校に上がる前に途絶えたそうですが、母はその頃にはもうしっかりした収入の糧があったので
特に請求はしなかったとか。
父は浮氣発覚の後、奥さんの地元に引っ越して奥さんの実家家業を手伝うことになったようですが、
養育費が途絶える少し前から家業が傾いて遣り繰りに困っていたようです。
その父が、僕が成人した年に急タヒしました。
どういうルートだったのか知りませんが、母がそのことを知り、僕を葬儀に出席させるかどうかで祖父母たちと悩んだそうです。
母や祖父母たちにとっては憎い相手でしかないけれど僕にとっては実の父親であり、
その父と会える最初で最後の機会を本人の気持ちを無視して回りが勝手に奪っていいのかと悩んだらしく
結局祖父から「もう子供じゃないんだから自分で決めなさい」と言われ、一晩考えたあげく出席することにしました。
会いたかったわけではないのですが、とにかく一度も顔を見たことがなかったので
会わずに後悔するより会って後悔するほうがいいかなと思ったので。
当日は祖父と一緒に行きました。
祖父が喪主である父の奥さんと短くですが何か話してて
チラッと僕の方を見た奥さんは黙って会釈をしたので僕も会釈で返しました。
僕はあくまで参列者のひとりとしてお焼香をし、父のタヒに顔を見ることはありませんでした。
(葬儀の時にはもう火葬が始まっていました。よく分かりませんがそういう地方だそうです)
祭壇の父の写真だけ見ましたが、何の感情も湧きませんでした。
ああ、こういう顔なんだって感じ。
祖父から「奥さんと話をして、向うの子供にはおまえが今日来てることは話していないので
知らぬ顔をしておいてほしいと言われたのでそのように」と言われました。
そう言われて初めて、そういえばここの半分血のつながった姉がいるんだなと思って
こそっと祖父に確認したら、座って泣いている2人の女忄生が僕の姉だと聞かされました。
30歳と27歳だということは後に知りましたが、20年ぶりに会った腹違いの姉が超美人なんてのは
ドラマの設定でしかないんだなーとぼんやり思いました。もちろん姉弟の情なんてものは全く湧きません。
帰り道で祖父から「何か思うことあったか」と聞かれましたが
「何もかも他人事にしか思えなかった」と答えると笑っていました。
でもこれで僕の中での父に対する気持ちにハッキリ終止符が打てた感じがしました。
そう言った所、祖父は「これで終わればいいがな」と言ったのがその時は意味がわかりませんでした。
ところどころフェイクいれてます。
僕はいわゆる私生児として生まれました。
母は父に家族がいて単身赴任者であることを知らずに付き合い
僕を宿したあと結婚できない相手だと知った時にはもう堕ろせなかったそうです。
当時それなりの修羅場があり、裁判もして認知と養育費を勝ち取ったのは僕が2歳になる頃だったそうです。
父は生まれた僕に会いに来た事は一度もなかったそうです。
幸い祖父母が元気に働いており、伯母たちの協力もあって父がいないこと以外には大した苦労もなく成長しました。
父からの養育費は小学校に上がる前に途絶えたそうですが、母はその頃にはもうしっかりした収入の糧があったので
特に請求はしなかったとか。
父は浮氣発覚の後、奥さんの地元に引っ越して奥さんの実家家業を手伝うことになったようですが、
養育費が途絶える少し前から家業が傾いて遣り繰りに困っていたようです。
その父が、僕が成人した年に急タヒしました。
どういうルートだったのか知りませんが、母がそのことを知り、僕を葬儀に出席させるかどうかで祖父母たちと悩んだそうです。
母や祖父母たちにとっては憎い相手でしかないけれど僕にとっては実の父親であり、
その父と会える最初で最後の機会を本人の気持ちを無視して回りが勝手に奪っていいのかと悩んだらしく
結局祖父から「もう子供じゃないんだから自分で決めなさい」と言われ、一晩考えたあげく出席することにしました。
会いたかったわけではないのですが、とにかく一度も顔を見たことがなかったので
会わずに後悔するより会って後悔するほうがいいかなと思ったので。
当日は祖父と一緒に行きました。
祖父が喪主である父の奥さんと短くですが何か話してて
チラッと僕の方を見た奥さんは黙って会釈をしたので僕も会釈で返しました。
僕はあくまで参列者のひとりとしてお焼香をし、父のタヒに顔を見ることはありませんでした。
(葬儀の時にはもう火葬が始まっていました。よく分かりませんがそういう地方だそうです)
祭壇の父の写真だけ見ましたが、何の感情も湧きませんでした。
ああ、こういう顔なんだって感じ。
祖父から「奥さんと話をして、向うの子供にはおまえが今日来てることは話していないので
知らぬ顔をしておいてほしいと言われたのでそのように」と言われました。
そう言われて初めて、そういえばここの半分血のつながった姉がいるんだなと思って
こそっと祖父に確認したら、座って泣いている2人の女忄生が僕の姉だと聞かされました。
30歳と27歳だということは後に知りましたが、20年ぶりに会った腹違いの姉が超美人なんてのは
ドラマの設定でしかないんだなーとぼんやり思いました。もちろん姉弟の情なんてものは全く湧きません。
帰り道で祖父から「何か思うことあったか」と聞かれましたが
「何もかも他人事にしか思えなかった」と答えると笑っていました。
でもこれで僕の中での父に対する気持ちにハッキリ終止符が打てた感じがしました。
そう言った所、祖父は「これで終わればいいがな」と言ったのがその時は意味がわかりませんでした。