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257 :修羅場な話 2012/10/03(水) 20:52:50 ID:IYDwHsik
小学二年生の時、近所のちょっとお金持ちな同級生の女の子の誕生会に招かれた
10人以上参加してたと思うんだけど、帰りにお土産のお菓子詰め合わせをみんな貰った
お菓子の中には当時出始めたばかりのビックリマンチョコ(もしかしたら違うお菓子だったかも)が入っていた
田舎の中の更に田舎の町内に住んでいた俺達にとってビックリマンチョコは買いたくても売ってる店も無い超プレミアなお菓子だった
みんなテンション上がりまくりで解散となった
で、みんなお菓子の袋を片手に玄関に向かったんだけど
まだ小さかった俺は家を出るのが最後になり、一緒に帰る6年生のお姉さんに玄関先で見守られながら靴を履いていた
すると、その家の台所から声が聞こえてきた
以降同級生の弟(一年生)とお母さんの会話
弟「僕のお菓子にビックリマンが入ってない(泣)」
母「入ってるやろ?探してみ?」
弟「だって、無いもん!(号泣w)」
母「ちょっと見せてみ」

そして、その直後お母さんが玄関まで歩いてきて、靴を履くため横に置いていた俺のお菓子をサッと持って台所に歩いて行った
俺「あ…」
6年生のお姉さん「それ蠍ちゃんの!」
しかし、お母さんはこちらを振り向くこともなく台所に消えていった
でも、すぐに「ゴメンゴメン!これは蠍ちゃんのやね」とお菓子の袋を持って戻って来てくれた

お察しの通りね、ビックリマンチョコは入ってなかったんだけどねw
俺とお姉さんとは顔を見合わせて、お互い愛想笑いをした
俺にとっては人生初の愛想笑いだったと思うw

これだけ楽しく過ごした後にこんなひどい仕打ちするかね?
何より、どう考えてもバレるのにすり替えするかね?と衝撃的だった
もちろん当時は悲しい気持ち半分、衝撃半分だったけど
大人になった今は、とにかく衝撃的な体験だったという思いしか残ってない
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