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461: おさかなくわえた名無しさん 2010/02/02(火) 19:10:00 ID:0Wxw8Uos
流れ読まずに投下。 
武勇伝じゃない気がする上に、かなり昔の話なんだけど。 

俺には妹がいるんだが、これが何と10も年が離れてる。 
しかも俺が13、妹が3歳の時に母親がタヒんじまったんで、 
俺が母親代わり(父親は生きてるからさw)みたいなもんだった。 
父親は仕事で忙しかったから、妹の世話はほぼ俺の担当。 
飯食わせたり風呂入れたり、つたないながらも自分なりに一生懸命やってたと思う。 

妹が5歳の時のこと。 
保育園に妹を迎えに行ったら、なぜか大泣きしてやがる。 
その日、お遊戯会の役を決めたんだが、妹はやりたかった役になれなかったらしい。 
まあそれは仕方ねーだろ、あきらめろと最初は諭してたんだが 
よく話を聞いてみると、どうもおかしい。 
劇にはいろんな動物や妖精や探検家?が登場するらしく、 
女の子の一番人気は妖精。妹も当然妖精がやりたかったようだ。 
希望者多数だったので、決定は恨みっこなしのジャンケンにゆだねられるも、 
妹は見事勝ち抜いて妖精5人のうちの一人に選ばれた。 
ところが、先生が「○○ちゃん(妹)は動物の方がいいんじゃない」と妹を妖精役から外したという。 
そんな馬鹿なと思いながら、俺はすぐに保育園に電話して確かめた。 
そこで分かったのは、劇の衣装は保護者が作らなければいけないこと。 
そして、妖精のひらひらの衣装はとても難しく、俺の家では無理だと判断され、 
お面などを作れば済む動物役に妹が割り振られたことだった。 
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