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720 :スカッとする修羅場まとめ 2013/04/23(火) 14:42:52 ID:e2JkVpLk
単身赴任で、超ど田舎の一戸建てに入った。
4LDKの家に入ると、全室フローリングというか、煉瓦造りの土間で、家具は一つもなく、
窓にはカーテンもない。
部屋の中には見たこともない白っぽいカエルが2~30匹。
とりあえず外に出てもらいました。
荷物や家財道具は別便で送ったので翌々日まで届かない。
幸い春だったので、床に毛布を一枚敷いてコートを被って寝ました。
翌日街まで出かけてベッドとイスと食器類と掃除用具を買い、ベッドとイスは配達を依頼しました。
次の日は3kmほど離れたスーパーまでリュックを背負って買い物へ。
野菜はあんまり種類がなくてキャベツは硬いしナスはやたらとでかくて皮が分厚い。
でもスパゲティは種類が多くて牛肉はとても安かったしトマトは美味しかった。
この日の夕方にようやくベッドと椅子が届いた。
何で遅いんだよと文句をいうと、自分たちは配送を頼まれただけだからわからんと。
やっと人間らしい生活が始まり、数日後の夕方、ベッドルームの窓を閉め忘れてなおかつ
電灯もつけっぱなしで出かけて、戻るとベッドが真っ黒け。
なんだぁ?とよく見ると無数の羽蟻がベッドを埋め尽くしている。
どうにもならんので居間で寝て、朝ベッドルームにいくと無数にいた羽蟻は一匹もおらず、あとにはおびただしい数の羽が。
その数日後、朝何気なく窓の外をみると何やら真っ白。
目を凝らしてみると、羽化して飛び立つ数万匹の紋白蝶(多分)。
昨夜降った雨と暖かさで一斉に羽化したらしい。
綺麗だけど怖かった。
初出勤で挨拶回りを済ませたあと帰宅途中で道端にいるカメレオンを拉致して
部屋で飼い始めたが、餌のハエやゴキブリが予想の他少なくて数日後にもとの場所で解放。
週に一度乗合タクシーで15km離れた街まで乗合タクシーで買い出し。
ホテルの乚ストランでやっと久しぶりの人間らしい食事でホッと一息。
リュックに目一杯の買い物を詰め込んで乗合タクシーでいえ近くのバスターミナルにつき、
パブでビールを買い、歯で王冠を開けてラッパ飲み。
歯が少し欠けた。
のちにライターやテーブルで開ける方法を教わってからは歯で開けなくなった。

ほんと、世界は広いなと感じた転勤でした。
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