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745 :伝説の鬼女 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2016/06/26(日) 13:47:55 ID:ptG
先日友人と母の日になにをあげたかとか話した。
そこで思い出した昔の出来事を投下。
スマホからだから読みにくかったらごめん。

私の家は貧乏まではいかないけど決して裕福ではなかった。
理由は両親がパチン/カスだから。幸い借金はない。
そして私には姉がいたんだけど両親は姉だけを可愛がってた。
私は<作る気がなかった子>らしい。
致したらデキちゃったー堕ろすのは世間体悪いし産むかー
みたいなノリで産んだと聞いた。
そんな私の扱いはそれなりに酷かった。
まぁそこらへんは割愛。

私はお小遣いというものを貰ってなかった。
欲しい物があれば親に頼む
(よっぽど必要な物じゃなきゃなかなか買ってもらえない)
母の日はいつも手紙を書いたりお手伝い券とか作って渡してた。
中学生にもなるとさすがに上記のじゃだめだよなーと思い始めた。
で、祖母に頼み祖母の庭仕事を手伝う代わりにお小遣いを貰うようになった。

コツコツ貯めて母の日までにまとまったお金を得た。
姉は何もしなくても親からお小遣いを貰っていて、毎年花束を贈ってた。
私は何を送るか悩んだ結果、カーネーションと母の欲しがってたメガネ洗浄機を通販で購入した。
(メガネ洗浄機を欲しがってたと私に教えたのは姉)

当時は届く時間の指定とかがわからなくて母の日より少し早く荷物が届いた。
私は母の日を待ちきれなくてフライングしてプレゼントした。
喜んでもらえると思ってた。
だって欲しがってると聞いていたし。
でも受け取った時の母の表情は微妙だった。
引き攣り笑いというか、「え?これ…?」みたいな反応。
一応「ありがとう」と言ってメガネを洗浄し始めたけどそれ以降箱から出される事はなかった。
姉は花束とエプロンを買ってきた。
母は飛び上がるくらい喜び、ほぼ毎日そのエプロンを使った。

後からわかった事だけど、母はメガネ洗浄機なんて欲していなかった。
むしろ「こんなの必要?邪魔だし効果なさそう~」という気持ちだったらしい。
姉は嘘をついていた。
私に嘘を教えて必要ない物を贈らせて面白いと見ていたそうだ。

メガネ洗浄機は押し入れに入れられた。
度々話題にはのぼったけど、「あぁ、あれあったねwww」みたいな笑い話にされた。
そして気づけば押し入れからも消えていた。

私はこのプレゼントを最後に母の日に物を贈るのをやめた。
家族に誕生日プレゼントを贈るのもやめた。
初めて大金(当時)を手に入れて買った物を笑いものにされるのはつらかったから。
みんなニヤニヤしててとても惨めになったから。
だから何も贈らない事にした。
私だって貰ってなかったしね。
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