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105 :ロミオ伝説|にちゃんまとめ 2016/07/02(土) 05:18:22 .net
俺は二人の寝室で、彼女の横でタヒぬ程眠った。
そして朝が来た。起きたら何時も通り彼女が朝の挨拶をする「おはよう」と。
俺は彼女と目を合わせる事が出来ず「ああ、、、うん、、、」とだけ答えた。
嫁の両親は隣の部屋に居た。

俺と嫁は寝室のベランダに出て風に当たりながら二人だけで話をした。
本当に他愛も無い話。出合ってから今日までの話とか音楽や仕事の話とかね。
で、その中で彼女がこう言ったんだ。「私、早く○○君の赤ちゃんが欲しい」。
俺は即答した「無理だね無理だ無理無理うぐぅぅぅ~」と頭を抱えた。
きっともう、俺は壊れてたんだろうと思う。色々な過去がフラッシュバックしたんだ。
嫁は俺に寄り添った。俺は寄り添う彼女を払った。
そして俺は嫁に言った。
「今回起きた事の全てを明らかにして、オヤジと決着を付けなければならない。でないと君とは生きて行けない。いいや、君とはもう無理かもしれない。」
嫁は泣いた。
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