土. 11月 23rd, 2024
280 :名無しさん@おーぷん 2017/05/11(木) 18:24:44 ID:1kf
昔のことだが友人が助けた猫に捨てられた
友人はカラスにでも襲われたのか怪我をして衰弱した子猫を近所の川べりで見つけ
病院に運んで助けた
その後は室内飼いにして大切に育てた
数回家に行った時に見た限りでも友人にとてもなついていたし猫グッズもたくさんあり
いかにも可愛がられている様子だった
猫はなかなか健康体にならず避妊手術やワクチン以外にも治療費がずいぶん掛かったらしい
就職したばかりで一人暮らしの友人には痛い出費だったに違いないが
一度飼い始めたからにはと文句も言わず世話をしていた
それがあるとき友人は実家の用事で急きょ帰省しなければならなくなり
やむなく近くに住む知人の老夫婦(動物好き)に猫を預けた
一週間ほどして戻り猫を引き取りに行くと
猫は友人に抱かれるのを嫌がり老夫婦の家中を逃げ回った
何とか連れ帰ったものの何度も脱走を繰り返しては老夫婦の家の庭先で鳴き続け
そのたびに捕獲に四苦八苦するようになった
結局老夫婦がこのまま飼うことを申し出たため友人は猫をあきらめた
一人暮らしの友人より老夫婦宅の方が居心地が良かったのかもしれないし
餌も良いものだったのかもしれないが
それにしてもあっさり恩を忘れてしまうなんてちょっと酷いのではないかと
動物は一途だというイメージがあっただけに余計衝撃だった
私はそれ以来動物が苦手になった
友人も相当ショックだったようで猫の話を一切しなくなった
ちなみに友人宅にいたときの猫はお気に入りの寝床や玩具に囲まれてのびのび楽しそうだったし
トイレも清潔でペットを飼っている家特有の臭いもほとんどしなかった
それに猫はいつも友人の膝を占領してくつろいでたから
友人が実は虐侍してたということはないと思う
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