土. 11月 23rd, 2024

237 :修羅場な話 2015/03/01(日) 09:26:30 ID:OCa
フェイク混で、長いけど・・・


好きだった恩師と実は両思いだった。

学生時代、友達といるのも楽しかったけど、友達じゃ専門的な話はできないから先生と話す時間は一番の楽しみだった。
だんだん先生のところにお邪魔するとき少し綺麗な服を着たり、メイクをちょっと変えたりしてる自分に気づいて、
「ああ、私は先生のこと好きなんだな」って思った。
既婚だって知ってたし、そもそも付き合いたいとか全然思わなかったから、
友達にも、もちろん先生にも言わず、卒業した。

この前、偶然私が社会人として働いてる土地のスタバでその先生に会った。
先生が気づいて声をかけてくれて、混んでたのもあって相席させてもらった。
お互い近況報告とか、学生のときみたいに学問の話をしたりで1時間くらい過ごした。
ふと結婚の話になって、私に婚約者がいることや時期は未定だが結婚式をすることなどを話した。
先生はが「おめでとう。私さんは白無垢もウェディングド乚スも似合うだろうね」と言うから、
学生時代の恩師として招待したい旨を話し都合がつけば是非、と。

結果的に、先生は結婚式に来なかった。
そのかわり、返信のハガキとともに書留で封筒が届いた。
あけたら手紙と、ネック乚スが入っていた。
手紙には、私が学生の頃「学生にしては頭がまわる子」という評価をしていたこと、
既婚で子供もいたけど好きになってしまっていたこと、
何度も告白しそうになって踏みとどまったこと、
先日会って、今でも好きだと気づいたことなどが書かれていた。

ネック乚スは私の卒業式当日に渡そうと思って奥様に内緒で購入したものだったらしい。
私に気持ち悪いと思われそうだったこと、渡してしまえば気持ち的に一線を越えてしまい後に引けなくなると思い渡さなかったそう。
「本当に愛してました。こんなやつを尊敬してるって言ってくれてありがとう。今でも、これからもずっと、愛しています」の文で涙が止まらなかった。
ネック乚スは処分してくれてもいい、と書かれていたけど大切にしまっておくことにした。

夫の転勤で引越した先で見つけた職場で先生に再会し、当時の自分の気持ち、今の気持ち、ネック乚スのお礼を言って、
同じスタッフとして頑張っていくことを約束した。
リアルでは誰にも言えないし、言わない。
これから先も、絶対進展することなんてない、させてはいけない恋だけど、
すごく満たされてる気持ちになった記念に。
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