592 :伝説の鬼女 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2012/12/13(木) 02:28:27 ID:jBTcKzqW0
443 本当にあった怖い名無し [sage] 2012/12/11(火) 21:38:08.29 ID:nxv0hH7D0 Be:
ボクが小学生の頃の事だ。ボクは冬時になると何日も続く晩御飯のおでんが好きじゃなかった
両親と妹、それにおばあちゃん。何日も同じおかずに飽き飽きしていたのはボクだけじゃなかったかもしれない
ある日、おでんを取り分けてくれた母が「もち巾着が足りないけど、誰か食べた?」
おでんに飽きてるボク達だったけど、ボクの家族はみんなもち巾着が大好きだった
おでん続きの食卓で唯一のオアシスがもち巾着だった。そのもち巾着が足りない
普段は誰もが一個ずつ食べられるように、おでんが続いても、一人にひとつのもち巾着だけは追加されていたのにそれが無い
当時ボクの狭い世界で、それは大事件だった。次の日も、もち巾着がひとつ足りなかった。その次の日も
それから暫く経ったある日、台所で晩御飯の準備をしていた母が大根をぶった切りしている後ろでボクは「またおでんが来たな」と思った
ふと、もち巾着がなくなる事件を思い出したボクは、母が入れるもち巾着の数を数えた。5個ある。間違いない
だけど晩御飯の時間になるともち巾着は一人分たりなかった
ボクが小学生の頃の事だ。ボクは冬時になると何日も続く晩御飯のおでんが好きじゃなかった
両親と妹、それにおばあちゃん。何日も同じおかずに飽き飽きしていたのはボクだけじゃなかったかもしれない
ある日、おでんを取り分けてくれた母が「もち巾着が足りないけど、誰か食べた?」
おでんに飽きてるボク達だったけど、ボクの家族はみんなもち巾着が大好きだった
おでん続きの食卓で唯一のオアシスがもち巾着だった。そのもち巾着が足りない
普段は誰もが一個ずつ食べられるように、おでんが続いても、一人にひとつのもち巾着だけは追加されていたのにそれが無い
当時ボクの狭い世界で、それは大事件だった。次の日も、もち巾着がひとつ足りなかった。その次の日も
それから暫く経ったある日、台所で晩御飯の準備をしていた母が大根をぶった切りしている後ろでボクは「またおでんが来たな」と思った
ふと、もち巾着がなくなる事件を思い出したボクは、母が入れるもち巾着の数を数えた。5個ある。間違いない
だけど晩御飯の時間になるともち巾着は一人分たりなかった