日. 11月 24th, 2024
93:プリンはのみものです。2008/02/13(水) 13:57:52
女子高時代からの友人の結婚式
友人の結婚相手の男性.はかなりの金持ちで所謂玉の輿って奴でした
ただ、新郎も別に嫌味な奴ではなく、いつもニコニコ笑ってて凄くいい人で
新婦もおっとりして「お似合いの二人だね」なんて友達とも言い合ってた

ところが、新郎父が結構キッツーな人で、二人が「内輪だけで結婚式をやりたい」といっても
「家の格式が」「今後の人脈のために」とかホザいて結局120人クラスの大げさな式になった
しかも、100人近くが新郎側の招待客という偏り具合に私たちも呆然
招待客の平均年齢は60代?ってくらいどう見ても新郎父の知り合いの社長だのなんだのかんだの
二人のプロフィールの紹介も、何故か新郎側は新郎の先祖の紹介にはじまり
その後ご先祖さまがいかに地域に貢献したか、だの旧家がどうだのと延々と続く続く続く…
新婦側は「○○小学校を~○○女子高~○○大学を優秀な成績で(略」とその程度のものだった

そして最後、新郎父の挨拶が強烈だった
「○子さんは今日初めて×家の歴史に触れたと思いますが、
今後、その過去の偉人の業績をすべて覚えて、我が一族の人間になってください。
そして、その偉業を後世に伝えていくため一日も早く男の子を生んで、私たちに引き渡しなさい」
私たちも新郎新婦も( ゚д゚)ポカーン
「私たちは×夫(新郎)に甘すぎた。
新郎は心根の優しい良い子だが、これからの日本を背負って立つ器ではない。
妻はもう子供を産むことができないので、○子さんが産んだ子どもを第二の×夫として育てます。
そして、末来の日本を背負って立つ素晴らしい人間に育てあげます!」
( ゚д゚)ポカーンとする友人一同
しかし何故かおっちゃん連中は拍手喝さい
顔面蒼白になっていく新郎新婦と何故か号泣しながらうんうんと頷く新郎母
もうなんだか訳がわからなくなって大変でした

結局、新郎が家を出て両親と縁を切り、今は細々と公営団地で幸せな家庭を築いてる
ただ新郎両親が孫を誘拐しようとして警察沙汰になったことがあるらしく、いろいろ大変らしい…
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By okan777