金. 11月 22nd, 2024

985 :修羅場な話 2013/06/01(土) 17:29:30 ID:6kZj6Dj3
70歳の祖母(身長156cm体重55kg)が友人と家から一時間くらいの場所にある山に行った
下山時刻になっても帰ってこない、と登山口の管理事務所から電話があった
慌てて父と駆けつけて、捜索隊を出すかどうするか話し合っていると
少し上の山小屋から、祖母と友人が現れた、と連絡があった
9合目付近で、祖母友人が滑降してしまい
近くに人もおらず、携帯も圏外のため、祖母が降りて救助
祖母も祖母友人も元看護師で、怪我の手当は出来たが
祖母より体格のいい友人を背負って元の道まで登るのは不可能
持っていた手ぬぐいを裂いて、所々に目印をつけつつ
なるだけ道の近くを通って下山
下山予定時刻を5時間上回って、自力で3合目の山小屋にたどり着いた

70歳のさして大柄でもない祖母が、祖母とほぼ同じ身長で体重80kgオーバーの友人を背負って下山したことに衝撃
しかも二人分の荷物ももって帰ってきた
「下山の邪魔になるようなら捨てようと思ってたんだけど、なんとかなったわw」
と言いながら、昔取った杵柄で、なんか専門用語で救急車を手配していた祖母のたくましさ
それを安堵とよくわからない怒りで涙と鼻水垂らしながら、ただ見ている父と自分にも衝撃
俺もいい大人なんだし、ああいう時もっとテキパキ何かできるもんだと思ってた
続きを読む