土. 11月 23rd, 2024

426 :修羅場な話 2016/05/24(火) 02:23:31 ID:VHt
眠れない私が幼い頃の犬事情をぼつぼつ語る
大体バブル全盛期だと思ってくれたらいいかな

ちなみにかっそかそのド田舎出身だ
ド田舎すぎて小学校がなかったので小学校に上がる春、ド田舎から田舎に引っ越した

ド田舎のご近所には犬を飼っている家庭が多かった
ド田舎だったので都会から犬を捨てに来る人が多くて、そんな犬は人懐っこくて、いつの間にか何処かの家の犬になってることが多かった
今と違ってフィラリアの予防なんてないし、予防接種もしてなかったから、犬は結構短命で6年から8年で入れ替わってたらしい

我が家にも元捨て犬が3匹いた
中型犬か大型犬か、幼い私が乗れる大きさ
3匹とも首輪はつけても放し飼いだ
近所はどこも同じ、首輪付けて放し飼い
毎朝8時になると、私は3匹の犬と数キロ離れた祖父母の家に行っていた
一番デカイ一匹に紐をつけて、私はその紐を掴んで引っ張られるようにして歩く
道は犬が覚えているので途中寄り道しても平気
両親は共働きだったからね、一人で軽く2時間くらい歩いてたかな

祖父母の家に行く途中、首に財布括りつけられた犬とたまに行き違う
お使いを頼まれた犬だ
肉屋さんのある道を通ったら、よく白い雑種犬がお肉の袋をくわえて家に帰るところに出会う
私は途中の八百屋さんでたまに果物のおすそ分けを貰った
袋が重いので犬の首輪に引っ掛けると運んでくれる
お昼間祖父母の家につくけど、祖父母は畑仕事してるのでヒマ
犬たちは家についたら自由な時間なので、納屋の牛に挨拶した後どっかに行ってる
犬同士コミュニケーションをとっているので、数匹に畑を荒らしたらダメと教えると、後から来た犬は自然とその風習を受け継いでた
受け継がないのは野良犬で、当時夕方になると出てくる野良犬が本当に危険だった
大人たちでさえ夜は軽々しく外に出ない
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