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452 :伝説の鬼女 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2007/10/06(土) 10:31:06 ID:zgmpN9Rh
同僚Aは非常に体臭がきつかった。
皆気を遣って何とか堪えていたが、誰かが消臭スプレーをAの机に置き始めたのを境に、これ見よがしに消臭グッズをちらつかせるようになった。
Aは日に日に顔つきが暗くなり憔悴していった。
Aの見た目は清潔、服は毎日変えてるようだし身だしなみも奇麗。なのに、なかなか服洗濯しなかったり肩にフケ乗ってる奴よりずっと臭う。つまり体質でどうにもならないんだと思う。
だが実際問題として臭いで不調をきたしてる同僚がいるし客からのクレームもあった。
何とかしなければと考えていたとき、もう一人の同僚Bが、Aの配置を変えてくれと上申書書いてるのを見つけた。
まずAに指摘はしたかと聞くが、そんなこと言い辛いし傷つくだろうなどとモニョる。
追い出そうと働きかけてるくせに傷つけたくない等と善人ぶってんじゃないと一喝し、上申書の提出は止めさせた。

とはいえ体臭をそのままにはしておけないので、問題になっている事を俺がAに指摘。クレームが蓄積している現状を説明した。
Aは、覚悟していたのか悲壮な顔で聞いていた。
ただ、Aはすでにワキガの手術は済ませ、思いつく限りの生活改善を行い、デオドラントも色々試しているという。
皮膚科や内科など色々かかったが気のせいといわれた、でもみんな臭がっている。もう医者は頼れない。それに自分の鼻では臭いがわからないとの事。
俺には何のアドバイスも思いつかないし、何の権限もない。ただ泣き言を聞いてやるしか出来なかった。
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