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59 :おさかなくわえた名無しさん 2018/05/26(土) 19:47:28 ID:l2b/zSmE.net
今で言う限界集落みたいなところに祖父の実家があった。祖父母もその息子である私の父も皆東京に住んでいたし、普通祖父の実家なんて行くことはないんじゃないかと思う。
私が小学3年の頃、父と祖父と、そして私と姉が一緒にその集落に行ったことがある。
祖父の実家は資料館で見るような、昔の裕福な農家のようなつくりで、庭を囲むようにして三方に建物があり、一番大きな真ん中の建物が住居だった。母屋というのか?
父と私と姉は、母屋ではない大きな納屋みたいな建物に泊まらされた。納屋と言ってもちょっとした一軒家分はあったと思う。半分は土間に農具やらなんやら。もう半分がちゃんとした床の部屋になっていたので、そこに。
夜中、誰かがそこへ入ってきた。足音からして祖父ではなかったけど、音で起きた私と姉はお化けだとだと思って布団の中で手を握り合ってた。部屋の真ん中に柱があったので、父はその柱の向こうに寝ていたから少し距離があった。
結果としては、夜這いだったのだと思う。姉と私は1つの布団に固まってたので、掛け布団をバッと剥がされて2人まとめて真上に乗っかられた。もちろんお化けだと思った私たちは大絶叫で大暴れ。
父も起きて引き剥がそうとしてたけど無理で、そのうち父は手近なものでそいつを毆った。多分、何度も。暗くてよく見えなかったけど、乱闘の末に放り出された私が雨戸に激突して、外れた戸板ごと庭に落ちた。
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