856 :ぽめぷー速報 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2018/05/27(日) 01:32:08 ID:xBDJfqCZ.net
ある日、行きつけのバーで飲んでいたときのこと。
俺の隣にいた客が突然、
「イチローってだせえよな。あいつ、野球はうまいけど苗字鈴木だぜ? 鈴木一郎だぜ?」
とマスターに言い始めた。
マスターは困ったように「はあ」と曖昧な相づちを打ってカウンターの客やバイトの学生をちらちら見てる。
それを聞いた俺、俺も酒が入ってたし、「なんだ、おめーもかよ」みたいなノリでその場が盛り上がればいいなと思って
「すみませんね、ださくて。僕、鈴木っていいます」
とその客に言った(実際、俺は鈴木)。
その客は気まずそうに「あっ」と小さく言ったが、彼の反対側の席からも
「すみません。俺も鈴木なんですよ。すみませんね、ださくて」
と声が上がった。
二人の鈴木に挟まれて「いや、あの」としどろもどろになる客。
そしてトドメ。
「すみません、自分も鈴木なんです」
と、バイトの学生くん。
その後は三人の鈴木で「なんだ、君も?」「おたくも鈴木さん?」と盛り上がった。
話の発端になった客は「あの、その、すみません」と小さくなってしまった。
不特定多数の人が集まるバーでそんなことを言い出す客に、まずスレタイ。
不用意に人の悪口なんか言うもんじゃない。
別に日本で二番目に多い自分の苗字に誇りを持っているわけでもないが、かく言う自分もそのような結果が想像できず、
余計な口を挟んでしまったことに俺自身もスレタイかもしれない。
俺の隣にいた客が突然、
「イチローってだせえよな。あいつ、野球はうまいけど苗字鈴木だぜ? 鈴木一郎だぜ?」
とマスターに言い始めた。
マスターは困ったように「はあ」と曖昧な相づちを打ってカウンターの客やバイトの学生をちらちら見てる。
それを聞いた俺、俺も酒が入ってたし、「なんだ、おめーもかよ」みたいなノリでその場が盛り上がればいいなと思って
「すみませんね、ださくて。僕、鈴木っていいます」
とその客に言った(実際、俺は鈴木)。
その客は気まずそうに「あっ」と小さく言ったが、彼の反対側の席からも
「すみません。俺も鈴木なんですよ。すみませんね、ださくて」
と声が上がった。
二人の鈴木に挟まれて「いや、あの」としどろもどろになる客。
そしてトドメ。
「すみません、自分も鈴木なんです」
と、バイトの学生くん。
その後は三人の鈴木で「なんだ、君も?」「おたくも鈴木さん?」と盛り上がった。
話の発端になった客は「あの、その、すみません」と小さくなってしまった。
不特定多数の人が集まるバーでそんなことを言い出す客に、まずスレタイ。
不用意に人の悪口なんか言うもんじゃない。
別に日本で二番目に多い自分の苗字に誇りを持っているわけでもないが、かく言う自分もそのような結果が想像できず、
余計な口を挟んでしまったことに俺自身もスレタイかもしれない。