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113 :キチママまとめちゃんねる 2015/05/22(金) 11:47:26 ID:lKC
毒親から逃げるまでが修羅場だった。
でも毒親だなんてずーっと思ってなかった。むしろウチの親はよそよりいい親だと思ってた。
苦労して俺を育ててくれてるんだ、頑張ってくれてんだと思ってた。なんでかというと親が毎日
夕飯食いながら「おまえのためにこんなつらい仕事をやってんだ」「おまえを学校に行かすためだ」
「おまえが今食ってるメシを稼ぐために、こーんないやなつらい仕事をやってんだ」
って言い聞かされてきたから、何の疑いもなくそれを信じてた。
ウチは実際貧乏で欲しいものとか買ってもらえなかったけど、貧乏なのに頑張って俺を育ててくれてんだーと思ってた。
お年玉貯金とかしょっちゅう「貸してくれ」って言われて出してたけど一度も返済されたことがない。
でも「おまえを食べさせるため」って言われて、だよなー俺も協力しなくちゃって思ってた。
高校を出て、大学なんて行けないから当然就職。親は体がキツイと行って仕事をやめた。
稼ぎ主はおれになった。ていうか俺しか働いてなかった。
就職して、同じく親の体が弱い母子家庭の女と知り合った。ぽつぽつ話すようになり、メシ食ったりして付き合うようになった。
親に紹介したら、親も気に入ったのでトントン結婚話が進んだ。
親が結婚するにはもっと貯金がないとと言うから転職、県外に出稼ぎに出た。
風呂なしアパートに住んで家に仕送りし、貯金した。彼女は母親を置いていけないので地元に残った。俺が帰省する時のみデートした。金がないので俺の実家でデートするのが増えた。
正月に帰省し彼女と実家へ行った。親は俺たちを中に入れる前にスコップを渡し「雪かきして」と行った。俺と彼女は雪かきした。
親がいいと言うまでして、中に入った。
メシを食いながら泣かれた。「仕送りが足りない。ひもじい。こんなみじめな思いをするためにおまえを苦労して育ててきたんじゃない」とシクシク親は泣いた。
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