月. 11月 25th, 2024
939 :長文スマソ 2004/03/11(木) 19:45:00 ID:6rKX6rLz
じゃあ私が。
小さな店で一人勤務しているんだけど、先日お釣りが足りなくなった。
遅番の人が来るのもまだまだ先、でもレジの中の100円玉はあと2枚。
一人勤務なので、両替に店を出ることもできず、小口現金も自分の財布もさらって、
もうだめだ、これからのお客さんには50円玉で許してもらおう、と思ってた。(お釣りが細かくなるとイヤな顔するお客もけっこういる)
そこに、ちょっと優しそうなお兄さんが会計に来たので、
「申し訳ありません、もし100円玉をお持ちでしたら両替していただけませんか?」と恐る恐る聞いてみた。
お兄さんは、財布からポケットからカバンの中から全部ひっくりかえしてくれて、
「いやあすみません、ないですね~」と申し訳なさそうに…
ご親切にありがとうございましたとお見送りしたんですよ。

数十分ののち、さっきのお兄さんがまた来たなあと思ってたら、
財布やポケットから20枚あまりの100円玉を出して、「これで乗り切れますか?」って。
うちの店を出てから、本屋で買い物したら100円玉いっぱいお釣りでもらえたからって、わざわざ戻ってきてくれたんです。
抱えてたのは、どう見ても雑誌を1冊買っただけのような紙袋だったし、
お釣りも「細かいのでくれ」と言わなければ500円玉が混ざってきますよね。
気にしてくれたんだなあと思って、申し訳ないのと嬉しいのとで複雑でした。

おかげさまで、遅番の人が来て両替ダッシュするまで、なんとか持ちこたえられました。
あれ以来、店長に言ってお釣りの数を少し増やしてもらったよ。ありがとう、お兄さん。


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