土. 11月 23rd, 2024


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269: おさかなくわえた名無しさん 2018/10/29(月) 14:42:04.83 ID:WndhQaEh
20年くらい前の出来事。 
当時住んでいたアパートのお隣さんが、
20代後半~30代前半くらいの
お姉さん(Mちゃん)とそのお母さん(M母)の親子だった。 
Mちゃんはすごく痩せていて、いつも手が少し震えていた。 
まだ小学生だった私は、Mちゃんとシール交換をしたり、
アイドルのビデオを見たり、
お隣だけど文通をしたり、よく遊んでもらっていた。 

ある日の夜、両親は仕事で家に私一人だった時にMちゃんが訪ねてきた。 
目は血走り、震える手には包丁が。 
あまりの顔つきの違いと包丁にビビる私。 
内容は覚えていないけど、
私の父の事をクソ親父と呼び罵るMちゃん。 
そして、
「クソ親父に、私に何か言ってきたらぶっ杀殳すって伝えておいて」と言われた。 
ビビりまくった私は
「うん、わかった…」としか言えず、喋り終わるとMちゃんは帰った。 

父は確かに無神経な人だし、
当時母と喧嘩して感情的になる父をよく見ていたので、
私から父に言うべきじゃないと判断して母に電話で報告。 
そして翌日、M母とMちゃんが謝りに来た。 
M母から、「Mは病気で…」と言われたが、なんの病気かは分からない。 
Mちゃんからも泣きながら謝られた。 
これ以降Mちゃんと遊ぶ事もなくなってしまったし、
父とMちゃんの間に何があったのかも未だに分からない。 

数年後に私達一家が引越して
完全にM親子との関わりがなくなってしまったが、
先日あのアパートの隣にある月極駐車場に行く事があり、
ふと思い出したので投下しました。

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