658 :名無しさん@お腹いっぱい。 2012/05/09(水) 22:34:49
俺の結婚を振り返ってみた。
学生時代に近所に安くて上手い家庭料理の店が有り、俺は毎日のように通っていた。
そこはばぁさんがほぼ一人でやっているような店だったが、土曜日の昼時に時々若い娘が手伝いに来ていた。それがばぁさんの孫で当時高校生の嫁だった。
そのうち、嫁が俺に話しかけてくるようになり、年が近いこともあってよく相談に乗っていた。大抵は進路のことで、親は大学に行けというけど私は調理師専門学校に進んで、将来はばぁさんの店を継ぎたいという内容だった。
俺はなんとなく大学に進んだ口だったので、高校生にして明確に将来の目標を持っている嫁がまぶしかった。最初の家は大学も言いもんだよとか答えていたが、
徐々に嫁を応援する気持ちが強くなり、「自分を信じて進めば、きっと道は開ける」のような臭いセリフをいったような気がする。
俺の言葉に後押しされたらしく、嫁は結局大学には行かず専門学校へ。そして並行してばぁちゃんによる嫁へのスパルタ調理実習開始。ばぁちゃんは料理については実の孫でも非常に厳しく、嫁の悔し泣きを慰める係は俺だった。
しかし、それ以上に問題だったのは嫁の実習結果を俺が喰わされることだった。当初はマズメシだったけど、徐々に上手くなっていき、ばぁちゃんには負けるけど十分合格点をコンスタントに出せるようになっていった。
学生時代に近所に安くて上手い家庭料理の店が有り、俺は毎日のように通っていた。
そこはばぁさんがほぼ一人でやっているような店だったが、土曜日の昼時に時々若い娘が手伝いに来ていた。それがばぁさんの孫で当時高校生の嫁だった。
そのうち、嫁が俺に話しかけてくるようになり、年が近いこともあってよく相談に乗っていた。大抵は進路のことで、親は大学に行けというけど私は調理師専門学校に進んで、将来はばぁさんの店を継ぎたいという内容だった。
俺はなんとなく大学に進んだ口だったので、高校生にして明確に将来の目標を持っている嫁がまぶしかった。最初の家は大学も言いもんだよとか答えていたが、
徐々に嫁を応援する気持ちが強くなり、「自分を信じて進めば、きっと道は開ける」のような臭いセリフをいったような気がする。
俺の言葉に後押しされたらしく、嫁は結局大学には行かず専門学校へ。そして並行してばぁちゃんによる嫁へのスパルタ調理実習開始。ばぁちゃんは料理については実の孫でも非常に厳しく、嫁の悔し泣きを慰める係は俺だった。
しかし、それ以上に問題だったのは嫁の実習結果を俺が喰わされることだった。当初はマズメシだったけど、徐々に上手くなっていき、ばぁちゃんには負けるけど十分合格点をコンスタントに出せるようになっていった。