金. 11月 22nd, 2024

415 :修羅場な話 2009/12/17(木) 12:50:58
知人の住職の家にお邪魔したら、お孫さんが来てた。
まだ幼稚園児で、すごく可愛い顔した丸坊主の男の子。
住職の息子夫婦の仕事の都合で、しばらく預かってるらしい。

男の子は歳のわりに目茶苦茶礼儀正しく、私に座布団とお茶とお菓子を出してくれた。
話してて「大きくなったら何になるの?」と聞いたら
「僕は、おじいちゃんみたいなお坊さんになるの!」
とニコニコしながら言う。
最近は生臭坊主も多いが、ここの住職は本当に良い人で、
近所の人や檀家さん達から尊敬を集める人物。
そういうのを見て憧れたらしい。
「もうお経も出来るんだよ!」
と読んでくれたが、一字一句間違わず立派なものだった。
住職は
「これから大きくなって、なりたいものが変わる事もあるだろうけど、
やっぱりこう言ってくれると嬉しいですよ」
とニコニコ。
二人の笑顔がそっくりすぎて、なんか温かい気持ちになった。
立派なお坊さんになってくれたらいいなあと思う。
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