木. 12月 26th, 2024

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129: 名無しの心子知らず 2009/07/25 01:02:46 ID:lXu/mIgP
「過去のことだ」とようやく思えるようになったので投下。 
長文です。 

A母=私。人情溢れる都会の下町住まい。幼稚園男児(A男)持ち専業。 
B母=近所に住む、A男と同じ幼稚園の男児(B男b男)ふたり持ち。大学病院に勤める女医さん。 
C母=近所に住む、A男と同じ幼稚園の女児(C子)ひとり持ち。専業。パチンカス(事実)ホスト通い(噂)など、あまり評判がよくない。 
私以外はふたりとも、実家も近くてこの街に住んで長いチャキチャキの関西人。 

いつも忙しいB母が、久し振りにちょっと長めの休暇(といっても一週間足らず)を取ったというのでお呼ばれして遊びに行った。 
明るくて穏和、街の人からも幼稚園ママたちからも園児からも人気者のB母の家には 
いろんな人が入れ代わり立ち代わりで、ちょっとしたパーティ状態。 
海外暮らしの経験もあって、そういった雰囲気が大好きなB母はとても楽しそうで、夕方近くになってようやくお開き。 
一番近いし、一番長くいたしと残った私とB母で後片付けをしていると、突然C母とC子がやってきた。
C子は引っ込み思案の優しい子だが、C母が町中の鼻つまみ者。 
呼んでもないのにお茶の時間に誰かの家に皆集まっていると聞きつけては押しかけて 
茶菓子やお茶どころか夕飯、明日の朝ごはんのおかずまで持ち帰ろうとするのは日常茶飯事。 
C子が幼稚園に上がって交友範囲(というか顔を知っている人の数)が増えてトラブルも増えてから、皆が警戒し始めたからか 
この頃は集まりの終わりを狙っておこぼれをかっさらおうとすることが多かったような気がする。 
この日も「なんで私も呼んでくれんの!C子だけ仲間はずれとかかわいそう!お菓子とか私の分早くちょうだい、あと薬。お腹痛いとか言い出して~」 
と言いながら入ってこようとしたんだけれど、引き摺られるようにして引っ張り込まれたC子の顔を見てあぜん。 
顔色が尋常じゃなかった。土気色を通り越して、黄色がかった白い異常な色だった。素人目に見ても絶対におかしい色。 
喉をヒューヒュー鳴らして、どうやら痛くて泣きたいらしいけれど、その体力もないのか泣けないほど痛いのか、とにかく異常。

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