金. 11月 29th, 2024
708 :名無しさん@おーぷん
長いので読みとばしてください。つまらない半生記だ。

俺は現在40代だが、反抗期という時期がないままに成長した。
父は暴力こそふるわないが非常に口うるさい人で、亭主関白というよりは家庭内暴君だった。
母は無気力(のちに鬱病と診断された)。俺はひとりっ子。
朝晩の食卓は父の説教&演説オンステージを、母と俺で黙って聞きながらもそもそとメシを食うという儀式だった。
俺は父に逆らったことがなかった。逆らおうとも思わなかった。
黙ってはいはい聞いてる方が楽だったからだ。
父をうるさいとか嫌いだと思ったことすらなかった。
父は父でしかなく、「この人の言うことさえ聞いてりゃいいんだ」という対象だった。
父の言うがままに勉強し、父の命ずる高校に入り、地元の大学に進んだ。
いま思えば趣味すらなかった。
父は釣り好きだったのでたまに連れて行かれたが、べつに釣れても嬉しいという感情はなく
釣れたら父に叱られないのでほっとする、という程度のことだった。
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