441: 愛と死の名無しさん 2010/06/22(火) 00:42:30
私の見た恐ろしい披露宴の話。
私は新郎の同僚として出席しました。
初めて見る新婦さんは小柄で色白の可愛らしい女性。
披露宴の時に同僚達と2人のもとへ行き、新婦さんとも言葉を交わしましたが
23歳と若いのに(ちなみに新郎は26歳)しっかりとした言葉で挨拶をしてきて、
でもほんわりしていて本当に可愛らしかった。
「いいカップルだね~」「お似合いだね~」なんて話ながらテーブルに戻った時、
入れ違いに新婦側の招待客の女性達が2人の席へと近づいた。
ちょっとして、私が料理に夢中になっていると、2人の方から「きゃっ!」という声が。
そっちを見ると、どうやら新婦のウエディングドレスに飲み物がこぼれてしまった様子。
新婦が自分でこぼしたのだと思い、「大丈夫ですから」という声も聞こえてきたので
あらら~と思いつつみんな特に気にせず食事再開。
しかし、お色直しの後、また2人の席から「わっ」「きゃっ!」という声が。
振向くとまた新婦のドレスに飲み物が零れた様子。
でも今度は2人の後ろにいた女性が「ごめんなさい」と言っていたので、
その人が零したらしいことがわかった。
なんで写真撮りに高砂に行った人がグラスを持っているのかわからなかったが、
今度はワインだったので水色のドレスに思いっきり染みが・・・。
「大丈夫です」「気にしないで下さい」と新郎新婦がその女性に言っていて、
スタッフさんが一生懸命ハンカチでシミをとったりしていた。
「大丈夫かな」と私がつぶやいたら、隣に座ってた同僚が「ねえ、あの女笑ってない?」と。
見たら確かにちょっと変な感じに笑ってる。しかもすぐに自分の席に帰った。
戻ったテーブルの席からして、新婦の同僚のようだった。
「さっきこぼしたのもあのオバサンだったじゃん」と同僚が言ったもんだから
私達はそのオバサンにずっと注目してた。