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672: 名無しさん@HOME 2008/04/20(日) 00:22:17 0
コソーリ昔話投下。 

元夫は若い頃近所の憧れのお兄さんだった。 
お恥ずかしながら、私も「かっこいいよねー」
と言い合っていたクチだ。 

ひょんなことで縁談が持ち込まれた時、
結婚したら同居の条件を承知で結婚した。 

若かった。
いや、もういい歳だったが精神的に若かった。 
自分が一生懸命に努力をすれば、
周囲の人間は認めてくれると信じていた。 
まさか意図的に人を貶めたり嘘をついてまでも
人を悪者にする人間が、
こんな身近にいるとは思っていなかった。 

結婚式を済ませたその時から、
温厚で優しかった義両親は手のひらを返した。 

食事をけなされる、残されるは当たり前。
よく流しにそのまま捨てられた。 
掃除・洗濯すべて私の仕事で、
ちょっとでも埃に気がつくと怒鳴り声で私を呼ぶ。 
近くに嫁いだコトメは子連れで入り浸る。 

自分が尽くせば尽くすほど、それに感謝するどころか
いい気になって増長する人間がいるということを
始めて目の当たりにした。 
一年たらずで7キロ痩せた。 

それでも耐えた。旦那が好きだったから。 
惚れた弱みだと自分でも思った。 
だが、義実家どころか最愛の夫までが
私を裏切っていたことがわかるまで、
そう長くはかからなかった。 

お定まりの浮気。 
唖然としたが、これで「夫の有責で離婚できるなー」
と思ったことを覚えている。 
自分の中で何かが変わったんだろう、
喧嘩上等の気分で反撃を開始。 

言い返す・ウトメの言うことアーアーキコエナイ程度のものだったけど
うろたえる義実家。 
嫁のくせに! と言われた時に
嫁やめましょうか?? と笑顔で返した、 
あの時のウトメ・コトメ・
そして遠巻きに見守る夫の顔も忘れられない。 
こっちが離婚上等で覚悟を決めると、
義実家は弱いもんなんだなーと思った。
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