土. 11月 23rd, 2024
761 :名無しさん@おーぷん 2015/08/03(月) 18:26:32 ID:clw
凄く、と言うほどかはわからないが、とにかく驚いたこと

何年か前の夏ちょうど今頃
夕方、帰宅途中
暑い中外で働いてるわけだし、疲れるのはまあ当然としても
その日の疲労は半端ではなかった
まっすぐ歩いているつもりがどうにもフラフラして頭痛もとにかくひどい
脱水したかな、一刻も早く帰らないと……とか思っていると
急に足に力が入らなくなり、膝から崩れるようにスローモーションで地面へ

遠くなる意識で最後に見たのが、自分からおよそ10m先を歩いていたワイシャツすがたの若者の背中、
それと4、5m先で驚いた表情でこちらを見る二人組の若い女性
「あー、こりゃ他人様に迷惑をかけるパターンのやつか、なんかすまんな…」
とか考えてたのをよく覚えてる


そして次に目が覚めたのは、その場所
1メートルも移動していない
倒れたままの場所
倒れたときの正確な時間なんて把握してなかったけど、退勤時間から考えて、
目が覚めた時間は、倒れてからおよそ2時間後

倒れるとき目があった人は幻だったのか?
その人らに無視されたとしても、決して人通りの少なくない場所・時間帯でその後通りがかる人が
全員スルーを決め込むことがあるのだろうか、
と言うか今ふつうに自分の横を通りすぎる人に自分は見えていないとんでもミステリーが今起こってるのか、
とか寝たまま、ガンガン痛む頭でいろいろ考えた後、なんとか自力で帰宅したけど…


表現しがたい部分もあるが、
倒れたときに「目があったんだし、助けられて当然」
「倒れてるわけだし、救急車くらい呼んでくれる人が現れて当然」
みたいに思ったことを恥じる気持ちと
「いや、それにしても普通何もせずスルーするかね」と憤りを感じる気持ちが混在して
いまでもこれを思い出すと軽く混乱を覚える
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