日. 12月 22nd, 2024
933 :名無しさん@おーぷん
彼の部屋に初めて、そして最後に訪問した時。
そこはアパートの1階で、洗濯物を干せるぐらいの小さな庭があった。
その庭に出る吐き出し窓の横に置いてあるカラーボックスの上に
空き缶が置いてあって、その中に石ころが5〜6個入ってた。
うずらの卵ぐらいの大きさのやつ。
「これ何?」って聞いたら「ああ、猫よけ」って言われて
「え?これおいておくと猫が来ないの?」って聞いたら
「いやいや、猫見つけたら追い払うやつ」って言われた。
なんか庭に猫が入って来ることがあって、見つけたらすぐ対処できるように
この場所に置いてあるんだって言ってるそばから猫が入ってきて
彼が石を掴んでヒュンッ!て投げるスピードにもビックリしたが
見事に命中して高速で逃げて行く猫を見て、なんだかわかんないけど
自分がぶつけられたみたいにヒッ!となった。
彼が猫が嫌いだってのはしょうがない。
猫が好きだろうが嫌いだろうが、庭に来られるのが困るのも
粗相するとしたら腹が立つのもよーく分かる。
本当に嫌だろうし、ここにきたらこういう目にあうぞ!と教え込む(彼氏談)というのも
分からないでもない。
だけど・・・!!
高校時代、野球部でピッチャーやってた彼氏、
ニコニコ笑って「俺、コントロールいいだろ?」って言いながら
上に書いたようなこと言われて「そうだね」とは言えないよ。
彼を一方的に非難するのは違うと思ってるけど
(首輪してたから飼い主がいると思うし)
それでも「好き」って気持ちがその日を境に無くなってしまった。
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