月. 11月 25th, 2024
631:おさかなくわえた名無しさん2013/10/12(土) 14:13:54.55ID:m+u+bPwQ
自分の身勝手で彼女に冷めた話。

仲の良い同期と休日飲みに行くことになったら、
なぜかそいつの彼女と彼女の友達が合流し、
2:2のダブルデートみたいになった。
女の子はデパートの化粧品とかのおされ部門の子たちで、
自分は地味な職場の人間だからとにかく可愛さに圧倒された。
同期の彼女は派手で社交的美人というタイプだったが、
その友達だという子は黒髪清楚、 小柄ですごく華奢、
色白で顔なんか小さくてちっさくて芸能人かと思った。

お嬢様短大を出たというその子は、性格もやや内気で、
服のサイズの話になった時、すごく恥ずかしそうに3号だと言っていた。
帰りにアドレス交換して別れたら、10分くらいして
すぐ向こうから楽しかったですとメールが来て、
その細やかさに感激した。
部屋に帰り、待っていた彼女にさりげなく
服のサイズを聞いたら、9号だと言う。
しかも腕やスカート丈は直して長くしてもらうのだと知り、
理不尽だと思いつつどんどん冷めた。

9って3の三倍だよ、どんだけでかいんだと。
しかも足のサイズは片や20、片や25、
デパートの子の小さくて可愛い靴を見た後だから、
彼女の地味な通勤靴が戦艦に見えた。

知的な美人だと思っていた彼女の顔は、
ただの大顔にしか見えなくなっていた。

今ならわかる。
彼女は170あり手足も長いひょろ体型だった、
20センチ以上身長差ある子と比べるのがおかしい。

堅い職場だから短いスカートは絶対駄目だったし、
靴だってシンプルなものしか履けなかった。
だけど、そのときはもう、理屈抜きで気持ちが冷めてしまって、
夕飯作って起きて待っていた彼女の顔を見るのが嫌になった。

彼女のマンションだから、出ていけとも言えず、
疲れたからと別々に寝て、翌日強引に別れを告げた。
続きを読む