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107 :ロミオ伝説|にちゃんまとめ 2017/02/16(木) 19:43:40 ID:iOl
第三者による両親の離婚が、人間不信とトラウマの原因になった修羅場
長い上、文才の無いおっさんが書くから、読みにくかったらごめん

神聖職に就いておきながら「今○○の土地が安いから」などと言い放った人に
父がホイホイ乗せられて山奥の土地を買ってしまう
そこで目が覚めてくれればどうにでもなったけど、家まで建てはじめていた

当然私や母にも、父から「ついてきてくれないか」と聞かれたよ
ただ、当時は大学受験で手いっぱいだった私は聞かれた時点で寝耳に水
聞かれた時点で両親はおろか、母方祖父母からも経緯を聞いてもなかったし、聞かされていなかったから
純粋に「一緒に引っ越したとしても通学面でキツすぎるから無理」と父に言った

もともと気が強い母も「買い物するとき、自転車で行ける近場に店がある訳でもない」と言い放ち
父もどんどん言葉に詰まっていく
「第一、近隣にウチ以外の家なんてないじゃないか」「うつ通り越してノイローゼになるわ!」
と言われ、父は母を説得することを諦めたようだった

ただし「母と私をつれていく」ことは諦めても、父は引っ越しをやめる・土地や家を売ったりしなかった
「今までコツコツ頑張ってきた私や母に人生を諦めろって言うのか」と私が言った言葉ですらも、父には届かなかった
私の意図を察したのか、この言葉を聞いても1人で行くと言った父に勘忍の緒が切れた母は離婚した

まだ未成年で、良くも悪くも子供だった私に(両者間での取り決めなど)詳細は語られなかったけれど
「『コツコツ頑張ってきた自分と母に人生を諦めろっていうのか』というあんたの言葉で目が覚めた」
と言ってきた母と抱き締めあって夜通し泣きまくった日を、私は一生忘れない

今では大学もどうにか卒業できたし、就職先でいい雰囲気になった方と結婚もできた
子供たちに「父ちゃんしっかりしろ!」に豪快に背中を叩かれつつ、妻子共々幸せに暮らしている

「孫たちの子供を見るまで、くたばる訳にはいかないしね」
とカラカラ笑っていた母が先日天寿を全うしたので、区切りもかねて投下
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