それからもしばらく威張ったり強奪してたけど(主に大人しい女子が被害者)
皆から嫌われ反撃され、先生に叱られ
親にチクっても、だれにも何も起きないことが分かってさすがにやばいと分かったのか
急激に大人しくなった それ以後は、周りから距離を置かれながら過ごしてた
翌々年、サル男の弟が入学してきた
うちの小学校は生徒数が少なくて、全学年一緒にやるイベントがけっこうある
なのでサル男の弟と接する機会があったんだけど
弟はサル顔は一緒なんだけど、すごく可愛い良い子だった
でもサル男は弟をものすごくバカにしてて「あいつは生まれつきバカだ、生まれてきた意味のない存在」とか言ってた
入学式の時、サル男弟のお父さんはあの人だったけどお母さんは違う人だった
きれいな女の人だった
サル男に聞いたら、「あれはお手伝いさんみたいなもの。うちの物置小屋に住んでる
弟も生まれつき頭の悪いショウガイシャだから、一緒に物置に置いてる」と言ってた
子供心に、なんか色々事情がありそうだなと思って、深くは聞かなかった
授業参観の時には、サル男の両親とお手伝いさん?の人が来て
両親はサル男にべったり、お手伝いさんは弟の教室のほうに行き
サル男と母親が一緒になって弟とお手伝いさんを気持ち悪い、バカだ、ショウガイシャだと罵ってたりした
ちょっと異様な光景だった
ずっとあとになって知ったんだけど
サル男の母親、お婆ちゃんみたいだなと思ってたら、本当にお婆ちゃんだった
はしょって書くと
サル男の家は地元の旧家で、昔はものすごく権力があったらしい。今もそこそこ金持ち
サル男の祖母は、それを鼻にかけてすごい傲慢 嫁いびりすごかったらしい
サル男が生まれた時、祖母が この子は大事な跡取り、バカ嫁には育てさせられない
と取り上げ、嫁を離れの小屋に追いやり、自分は息子と孫で母屋に住んで
孫に自分を母親と思わせて育てていたそうだ
父親は母屋と離れを行ったり来たりの生活
で、しばらくして弟が生まれたけど、祖母はその子には執着なし
むしろ、長男ちゃんがいるのに、また子供産むなんてと責めて
バカクズ女が生んだ子だからバカに違いない、要らない子だと虐め
サル男にもそう刷り込んで一緒にバカにしていたらしい
母親によると、田舎ではわりとありがちな話らしいんだが 本当なのかな
自分は子供心に衝撃で気持ち悪かった
あと、サル男が小学校の高学年になったころに
ようやく自分の家って変じゃないか、自分の母親と思ってた人は頭のおかしい婆さんで
自分は周りから笑い者になってるんじゃないかと気づいたらしくて
おまえ、これまでまったく気づかなかったのか? とそれも衝撃だった
サル男のその後が気になる
その後知りたい
kwsk
俺は高校から別なので、実際のところを知らんから噂レベルなのと
万一身バレしたら嫌なので書かないでおく
つーても、ここまででも地元の奴が読んだらあいつのことかと分かるんだろうけどね
ただ、俺はやたらとサルの隣の席になることが多くて
班作りの時もだいたいサルを入れてやってたから
別に友達のつもりはぜんぜんなかったんだけど、奴からいろいろ話しかけられて
聞いてたら、自分が当たり前と思ってた世界が壊れるのって、怖いだろうなと思った。
自分の家はすごい権力があって、周りから尊敬されてて、
自分は皆から愛されて、何をやっても許され お母さんは優しくて美人
弟はバカでゴミで邪魔者
と、生まれた時から疑いもなく信じていた世界が、実は真逆なんだからな
いや、おまえいくらなんでも成長するうちに気づくだろ? とその時は思ったけど
分からなかったんだろうしなぁ
父親は、サル男と母親(婆)のほうを優先してはいたけど
妹も生まれて、だんだん離れのほうに行くことが増えたみたいで
そっちから、聞いたことない父親の楽しそうな声が聞こえてくるんだって言ってた
おいおい違うだろw
父親が頼りなくて情けなくて糞なんだよ
だよな
そして一番かわいそうなのはサル男
>>396
読み間違えてない?
一番の毒
一番気の毒
消えるわ