206 :伝説の鬼女 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2015/11/03(火) 18:38:10 ID:NPj
旦那は二人兄弟で、5歳上の義兄がいる。
義兄は神童とまで呼ばれた秀才児だったらしいけど、新卒で入った会社で人間関係につまずき退社。
そこから引きこもりになり15年に至るという経歴の人だった。
当時40代。
義母はとにかく義兄ラブで、「ちょっと人生の寄り道をしてるだけ」「充電期間が必要」と
ヒキニート義兄をかばい続け、義兄の希望通りのごはんを三食作り、お小遣いを与え…と
かいがいしくお世話していた。
旦那はそんな義母と義兄を嫌っていて、うち夫婦は疎遠だった。
ある年義母の母が亡くなり、私と旦那はお葬式に呼ばれた。
義兄はずーーーっと携帯電話でゲームをしていた。音を消すことすらせずずっとピコピコ。
他の親戚が止めると「うー」と口をとがらせて唸り、止めようとした人の腕を手で払う。まるで幼児だった。
私は「いつものように義母さん、『お兄ちゃんを放っておいてあげて!』って言うんだろうなあ」
と思いながら、ななめ前の義母を見た。
義母は無表情で、うまく説明できないんだけど、ショックを受けすぎて顔に出せずに固まってドンビキ、
という顔をしていた。
義母はそれまで義兄を疑似恋人のように愛してたんだけど、まさしく「百年の恋が一瞬にして冷めた」という顔つきだった。
義兄は神童とまで呼ばれた秀才児だったらしいけど、新卒で入った会社で人間関係につまずき退社。
そこから引きこもりになり15年に至るという経歴の人だった。
当時40代。
義母はとにかく義兄ラブで、「ちょっと人生の寄り道をしてるだけ」「充電期間が必要」と
ヒキニート義兄をかばい続け、義兄の希望通りのごはんを三食作り、お小遣いを与え…と
かいがいしくお世話していた。
旦那はそんな義母と義兄を嫌っていて、うち夫婦は疎遠だった。
ある年義母の母が亡くなり、私と旦那はお葬式に呼ばれた。
義兄はずーーーっと携帯電話でゲームをしていた。音を消すことすらせずずっとピコピコ。
他の親戚が止めると「うー」と口をとがらせて唸り、止めようとした人の腕を手で払う。まるで幼児だった。
私は「いつものように義母さん、『お兄ちゃんを放っておいてあげて!』って言うんだろうなあ」
と思いながら、ななめ前の義母を見た。
義母は無表情で、うまく説明できないんだけど、ショックを受けすぎて顔に出せずに固まってドンビキ、
という顔をしていた。
義母はそれまで義兄を疑似恋人のように愛してたんだけど、まさしく「百年の恋が一瞬にして冷めた」という顔つきだった。