日. 11月 24th, 2024
788: 1/2 2008/06/16(月) 13:02:28
 
流れよまずにすみません。 

旦那実家で、「なんとか義実家に溶け込もう」、特に「トメに気に入られなきゃ!」となっていた頃の話です。 
(実家は700km以上離れた土地で言葉も習慣も全然違って、友人もいないし、私のやることがこのあたりの 
風習と全然違うらしく、さらにもともと私の家事の要領が悪く叱られることが多くてびくびくして過ごしていました。) 
トメに「おかあさま、その色お似合いですね」「おかあさま、手際がいいので勉強になります」 
「いつまでもおかあさまのようになれなくてすみません」等等、なにかにつけトメを持ち上げなきゃ 
いけない、と自分で自分を追い込んで毎日トメを褒めごろしていたし、この土地ではトメのように 

ならなきゃいけないんだ、と本気で思い込んでトメを常に肯定するエネmeでした。 

ある日トメと一緒にスーパーに買い物に行ったらサッカー台にシュークリーム5個入りの箱が置いてあって、 
あ、忘れ物?届けなきゃ、と思って店員さんに声をかけようとしたらトメがうちの買い物と一緒に 
当たり前のように袋に入れ、空いた手で私の洋服をつかんでとめました。 

そして、「こういうのはな、もらっとくもんだ。お互い様なんだ」と言われ、一瞬パニックになったものの、 
それがこの辺りでは当たり前なんだ、うちが忘れものをしたときも
それはきっと誰かの役に立つんだ、と納得してしまいました。 
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