791 :キチママ警報 -キチママ・生活系まとめ- 2016/01/07(木) 21:56:33 ID:nBR
始めて書き込みます。
ある年子の姉妹の話。
今はもう四十路になっています。
長いうえに鬱な内容です。
人によっては胸糞と感じられるかもしれません。
説明不足な点やわかりにくい点も多々あると思います。
鬱陶しい、不快だと感じられたらスルーでお願いします。
その家の両親は「しからない教育」でコドモたちの自立性を養うとか言っていた。実際、子供が何をしても叱ったことがない。
遊んだあとの玩具を出しっぱなしにしていても、友達とケンカをして相手に怪我をさせてしまっても。
何をしても「いいのよ」とにこにこ母親は笑っていたし、子供がほしいと言えば玩具でも何でも買ってあげていた。小学5年生のクリスマスに姉はティ○ァニーのピアスをねだり、デパートまでいっしょに買いに行った。
大金持ちというわけではなかったけれど、何万もするものを買い与えてしまう程度には家は裕福だった。
両親の感覚が世間一般からズレているのはピアスの一件でわかると思う。
まともな感覚を持っている親は小学生にピアスを開けさせたりはしない。開けたがっても止めるだろう。
自分の親がおかしいと、先に気づいたのは妹の方だった。
妹はこの世にはやっていいこと悪いことがあって、社会には社会のマナーというものがあると中学で運動部に入ったことで学ぶことができた。
違反した場合、それなりにペナルティがあるということも。
事実、姉はせっかく姉妹で合格した私立中学を「ピアス・毛染め禁止」という校則を掲げる学校側がいくど注意しても改めず、一年の終わりを待たずに退学になった。
両親や姉は「どうしてそのくらいで退学になるのか」と訴えていたけれど、それがルールだからだ。
そもそもこの世にマナーがあるから、街には信号や歩道があって安心して歩けるわけだ。
一つおかしいと思う点が見つかれば、自分のおかしさはいくらでも見つかった。
妹は箸の持ち方がおかしかった。食べものが口に入っているときに喋っていた。家族が全員そうだったから、それが普通だと思っていた。
家の普通は普通じゃない。そう気づいてから妹は自分の感覚を普通にする努力をした。
家の感覚を正そうと両親と姉に何度も会話を試みたが、実ることはなかった。
私立中学を退学になった姉は地元の中学に転入したが、そのころから思い通りにならないとヒステリーを起こすようになった。
妹が相変わらず私立中学に通っていたこともヒステリーを育てることになった原因だろう。
子供に甘い両親は、相変わらず姉の言うことを聞き続けた。
姉が「妹子だけあの中学に通っているのはおかしい!私が退学になったんだから妹子も辞めるべきだ!」と主張すると「そうだね。姉ちゃんがかわいそうだもんね」と言い、妹を転校させようとした。
妹は一週間ハンストして転校を回避した。
「姉ちゃんがかわいそうだから」を振りかざす両親に「転校させるなら餓タヒしてやる」と水だけで過ごした。
病院送りになった妹を見て、両親は転校を撤回した。
それから姉妹の仲は険悪になり、姉は何かあると「ハンスト」をするようになったが、食べないのは家の中だけで外ではしっかり食べていたようなので姉が体調を崩すことはなかった。
ある年子の姉妹の話。
今はもう四十路になっています。
長いうえに鬱な内容です。
人によっては胸糞と感じられるかもしれません。
説明不足な点やわかりにくい点も多々あると思います。
鬱陶しい、不快だと感じられたらスルーでお願いします。
その家の両親は「しからない教育」でコドモたちの自立性を養うとか言っていた。実際、子供が何をしても叱ったことがない。
遊んだあとの玩具を出しっぱなしにしていても、友達とケンカをして相手に怪我をさせてしまっても。
何をしても「いいのよ」とにこにこ母親は笑っていたし、子供がほしいと言えば玩具でも何でも買ってあげていた。小学5年生のクリスマスに姉はティ○ァニーのピアスをねだり、デパートまでいっしょに買いに行った。
大金持ちというわけではなかったけれど、何万もするものを買い与えてしまう程度には家は裕福だった。
両親の感覚が世間一般からズレているのはピアスの一件でわかると思う。
まともな感覚を持っている親は小学生にピアスを開けさせたりはしない。開けたがっても止めるだろう。
自分の親がおかしいと、先に気づいたのは妹の方だった。
妹はこの世にはやっていいこと悪いことがあって、社会には社会のマナーというものがあると中学で運動部に入ったことで学ぶことができた。
違反した場合、それなりにペナルティがあるということも。
事実、姉はせっかく姉妹で合格した私立中学を「ピアス・毛染め禁止」という校則を掲げる学校側がいくど注意しても改めず、一年の終わりを待たずに退学になった。
両親や姉は「どうしてそのくらいで退学になるのか」と訴えていたけれど、それがルールだからだ。
そもそもこの世にマナーがあるから、街には信号や歩道があって安心して歩けるわけだ。
一つおかしいと思う点が見つかれば、自分のおかしさはいくらでも見つかった。
妹は箸の持ち方がおかしかった。食べものが口に入っているときに喋っていた。家族が全員そうだったから、それが普通だと思っていた。
家の普通は普通じゃない。そう気づいてから妹は自分の感覚を普通にする努力をした。
家の感覚を正そうと両親と姉に何度も会話を試みたが、実ることはなかった。
私立中学を退学になった姉は地元の中学に転入したが、そのころから思い通りにならないとヒステリーを起こすようになった。
妹が相変わらず私立中学に通っていたこともヒステリーを育てることになった原因だろう。
子供に甘い両親は、相変わらず姉の言うことを聞き続けた。
姉が「妹子だけあの中学に通っているのはおかしい!私が退学になったんだから妹子も辞めるべきだ!」と主張すると「そうだね。姉ちゃんがかわいそうだもんね」と言い、妹を転校させようとした。
妹は一週間ハンストして転校を回避した。
「姉ちゃんがかわいそうだから」を振りかざす両親に「転校させるなら餓タヒしてやる」と水だけで過ごした。
病院送りになった妹を見て、両親は転校を撤回した。
それから姉妹の仲は険悪になり、姉は何かあると「ハンスト」をするようになったが、食べないのは家の中だけで外ではしっかり食べていたようなので姉が体調を崩すことはなかった。