土. 11月 23rd, 2024
363 :鬼女タウン 2007/02/02(金) 13:00:41 ID:col5XytB
去年の夏の話。
学校から帰ってると前から腕に刺青かシールかわからないけど入れた怖そうなデブDQNが3人ほど歩いてきてた。
私はデブで怖い人はとにかくダメであと100メートルも歩けば家につくので目をそらしてやり過ごそうとした。
それなのに緊張して自分のひざで通学かばんを蹴ってしまいかばんがDQNのヒザにあたってしまった。
すみませんと言って逃げようとするも、DQNどもに絡まれてしまい、固まる私。

正直泣きそうなのにDQNどもはかなりしつこく絡んできて刺青を見せながらすごんでくる。
私の学校の周りは意外と人通りがすくないし、今日は休みであまり部活もないので誰もこない。

「こんにちは、お世話になっております」いきなり誰かの声が聞こえた。
顔をあげてみると線は細いがナイフのように鋭そうな男がいる。DQNのパシリまで加勢かと思いさらにパニックに。
怖くてたまらない。
「なんだてめえ?」DQNが言い終わるかしないうちに殴り飛ばされ倒れるDQN。
他のDQNがその男を殴りかかろうとしたところ、男は昔のヤンキー映画で見たようペチャンコのかばんの代わりに大学のクラッチバッグで防ぐ。
そして無口のまま殴りかえしていた。DQNどもはほとんど顔から血をだしていてすぐに逃げていった。

私はパニックになっていたのでろくにお礼もできないまま、何か言いたげな男から逃げるようにその場を去り少しコンビニで落ち着いてから帰宅した。
すると家にあの男がリビングで母としゃべっている。状況の飲み込めない私。
この人はいったいだれ?と思いながらドアの前に立っていると、母が気づいて私に説明する。
「先週からゆう(弟)のために来てくれてる家庭教師の先生よ。優秀だけど元ヤンだから怖がるかと思ってあんたには黙っといたの。」

あとで聞いた話リビングにあった私と弟の写真を見ていて私だと気づいたらしい。
弟も大分厳しく指導されて、よく泣いていたみたいですが、成績も急上昇して無事に昨日の入試で弟は難関中学に受かりそうです。
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