木. 11月 21st, 2024

401: おさかなくわえた名無しさん 2014/10/03(金) 21:45:15.91 ID:D/RrHBCi
俺の判断ミスが重なった結果ちょっときつかった修羅場。
携帯が高所で機能不全だったころの話。 

息子ふたりのスポ少は恒例行事で毎年家族同伴で登山をやっていた。 
その年俺ら家族は初めて登山に参加した。 
ハイキング程度と思っていたら、2500超えの結構な山でびっくりした。 
登山ルートは登りはほぼ直登で頂上直下は岩場の急坂。
頂上超えた後は尾根筋を巻いた後、林道をダラダラ下りて登山口に戻るコース。 
大丈夫か嫁に聞いたら、小学生が登れるんだから無問題w(ここで最初の判断ミス) 

登りはじめは調子よかったんだけど、徐々に嫁が遅れ始めて俺ら夫婦は最後尾。
息子ふたりを含む子供たち集団はコーチ引率で最前列。 
このとき息子たちの負担を軽くするため、弁当や予備の水は俺が全部背負っていた。 
(次の判断ミス) 
このままでは頂上の昼食時に間に合いそうがないので嫁にこの場で待つように言って 
弁当を届けにダッシュした。 
子供の足は速く、なかなか追いつけない。結局頂上で子供たちに弁当を渡した。 
このときはまだ嫁も頂上まで上がってこられると思っていた
(最悪の判断ミス、子供をつれて下りるべきだった) 

登ってきた急坂を大急ぎで下り岩場の途中で慰労困憊の嫁と遭遇。
嫁は少しでも登ろうと残してきた俺の荷物まで抱えて登ろうとしたらしい。 
嫁を見た瞬間もう登頂が不可能なのがわかった。
俺ら夫婦が登るまでほかのメンバーは頂上を動けない、 

息子二人をコーチたちに面倒見てもらうわけにもいかない、連絡もとれない。 
結局再度俺一人で岩場をよじ登ることを決断した。
頂上出発の時間もせまるので再度ダッシュした。 
今度はもう俺自身が限界で膝があがらない、フラフラになってやっと頂上にたどりついた。

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