131 :伝説の鬼女 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2013/04/05(金) 10:26:57
さっき言ってきた
十数年ぶりに
忘れもしない結婚三年目のある日に
本当になんとなく夕食を食べながら愛してると言った
だが妻は
「浮気でもしたか?」「欲しい物があるのか?」
と疑い、そうじゃなくただ言いたかっただけと言っても
「怒らないから正直に言ってみろ」と譲らない
まず疑うことから入った妻に腹が立ち、呆れ果てた私は
「もういい。俺が何を言っても疑うだけなら
もう金輪際絶対に愛してるなんて言わない」
と宣言した
それから十数年、誕生日も結婚記念日もクリスマスも
本当にその台詞を使わなかった
意地になってたんだろうな
そうこうしてる内にあの宣言をした時には
まだ小さかった娘が来週高校入学かと考えていたら
何だか無性.にあの台詞が吐きたくなった
本当に「言いたい」ではなく「吐き出したい」というような感覚だった
だから朝食を食べ終わり
食器を台所で洗物をしている妻へ持っていった時にすれ違いざまに
「愛してる。今までも、これからも。」
とだけ言って食器を置き、脇目も振らずに着替えに行った
少しの後、妻が私に飛びついてきて
ありがとう、ごめんなさいだけを繰り返してた
今日はいつに無く妻の機嫌が良い
天気も良い
花見に行き、コーヒーでも飲んでくる
十数年ぶりに
忘れもしない結婚三年目のある日に
本当になんとなく夕食を食べながら愛してると言った
だが妻は
「浮気でもしたか?」「欲しい物があるのか?」
と疑い、そうじゃなくただ言いたかっただけと言っても
「怒らないから正直に言ってみろ」と譲らない
まず疑うことから入った妻に腹が立ち、呆れ果てた私は
「もういい。俺が何を言っても疑うだけなら
もう金輪際絶対に愛してるなんて言わない」
と宣言した
それから十数年、誕生日も結婚記念日もクリスマスも
本当にその台詞を使わなかった
意地になってたんだろうな
そうこうしてる内にあの宣言をした時には
まだ小さかった娘が来週高校入学かと考えていたら
何だか無性.にあの台詞が吐きたくなった
本当に「言いたい」ではなく「吐き出したい」というような感覚だった
だから朝食を食べ終わり
食器を台所で洗物をしている妻へ持っていった時にすれ違いざまに
「愛してる。今までも、これからも。」
とだけ言って食器を置き、脇目も振らずに着替えに行った
少しの後、妻が私に飛びついてきて
ありがとう、ごめんなさいだけを繰り返してた
今日はいつに無く妻の機嫌が良い
天気も良い
花見に行き、コーヒーでも飲んでくる