土. 11月 23rd, 2024
799: 1/2 2009/04/09(木) 04:56:47 ID:4I1t43BQ
山でウド、カタクリ、タラノメなどの山菜を採っていたら、同じく山菜を採りにきた親子を見つけた。 
ちなみにそこは俺んちの山なんだが、普通の人は山が国以外の誰かの持ち物だって知らないかもなぁ、と 
思って我が家では毎年見てみぬ振りをしていた。 
しかしその親子は初 体験なのか乱獲が酷かった。タラノメなんて手が届かないと枝を折って採っていた。 
だからさすがに見かねて「あ。ちょっと、折らないでください。生えてこなくなりますから」と注意した。 
突然の俺の登場にちょっと驚いた父親だったが、素直に謝ればいいものを「別に君の持ち物じゃないだろ」と 
口答えしてきた。 
「いや、ここ僕んちの山なんですよ」と言ったら何故か急にキレだして、 
「ハァ?なんだよ僕んちの山って。いい加減にしろよ?」とか言ってくる始末。 
びびりの俺は内心泣きたくなってきたが、頑張った。 
「いやだから僕んちの土地なんですって。だから枝とか折らないでください」 
「じゃあ証明してみろよ、ああ?こっちはなぁ子供連れてきてんだぞ、ああ?だったら 
お前も草とか踏むんじゃねぇよ、ガキが。なぐられたいのか?」 
怖かったのでここで俺は「いいから、折らないでくださいね!」と言って退散することに。 
いいさ捨て台詞と思われても。ってことで隠れて監視することにした。
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