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206 :プリンはのみものです。 2009/02/14(土) 15:09:08 ID:4L6j3mtG
小学生の頃、親戚の家に泊まりに行き、イトコのお姉さん(大学1年くらい)に
ドライブに連れてって貰った帰り道のこと。
道路が渋滞し車がなかなか進まず、時間が経つにつれお姉さんは時計を
見ながらソワソワし顔つきがどんどんと険しくなっていった。
暫くして渋滞を抜けると、物凄い勢いで車を発進させたが、急ブレーキをかけた
前の車に衝突。前の車から何と見るからに893っぽい男が出てきた。
「何てことするんだコルラァ!!」と怒鳴り込んで来た893にお姉さんは
「アンタこそなんなの!今の絶対わざとブレーキかけたでしょっ!」とブチギレ。
いつもニコニコして優しいお姉さんからは想像もつかないほどの凄い形相。
車から出て893と対等に口論してたのが衝撃的だった。

更にお姉さんは「アンタ今何時だと思ってんのよ!あと10分で北斗の拳
が始まるのよ!ビデオのタイマーかけ忘れたから急いで帰ろうとしてるのに
どうしてこんな嫌がらせするの!?酷い!楽しみにしてたのに…北斗の拳…
北斗の拳…」と泣き出し、驚いたのか呆れたのか893は「分かったもういい…」
と解放してくれた。
その後10分遅れでお姉さんは北斗の拳を見る事ができ物凄い幸せそうだった。
数年経ってから本人に聞いたらお姉さんは決してアニヲタではなく北斗の拳
“だけが”大好きだったそうな。
自分的には初恋に近いお姉さんだったので「あんなに美人なのに北斗の拳なん
だ…」と小学生心にいろいろ衝撃的でした。
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