土. 11月 23rd, 2024
190 :名無しさん@おーぷん
忘れもしない大学4年のクリスマス。
結構積極的に動いていたものの告白ではいつも「優しすぎて刺激がない」とふられ続けた。
(優しいタイプではないので要するにモテないだけ。影で「不細工は無理」と言われたことも有り)

ひとりとはいえせっかくのクリスマスなので鶏肉でも買いに行こうと外出したらケータイが鳴った。
自分とは離れたアパートで一人暮らしをしている友人でどうやら高熱で動けないとのこと。
普段からこっちが助けてもらってばかりなのでスポーツドリンクや食材を買って友人の家へ向かった。

男同士で変かもしれないが軽く料理を作るなどして看病をした。大分ラクになったらしく「うつったら悪いから」ということでアパートを出た。
で、アパートの出入り口でなんと俺のゼミ仲間6人と遭遇。俺のゼミは俺と3組のカップルの7人だった。
最初は「独り身だから気まずいと思って誘わなかった」などと言っていたが終いには「ストーカーしてここに来たんだろ」と言われる始末。
「いや友人の看病で・・・」とか言ってるうちになんか情けなくなって逃げてしまった。

結局友人が誤解を解いてくれたのだがその後も「紛らわしい」「ちゃんと弁解しろよ」「そんなんだから彼女できないんだよ」と俺が悪者に。
良くも悪くもこの出来事のおかげで彼女も結婚も諦められたと思う。
このことを両親に笑い話のような感じで話したときの母親の申し訳なさそうな悲しそうな顔は見てて少し辛かったけど。

続きを読む