土. 11月 23rd, 2024
276: プリンはのみものです。 2011/10/30(日) 21:31:28.53 ID:fZmg0G5C0



小学生の時に両親が離婚した

離婚の原因は母親の浮気

けど浮気の原因は間違いなく父親にあったから私は母の味方だった

私の父親はなんというか、優しいけれど気が短く自分勝手で暴力的な人だった

私が少しばかり失敗するたびに殴ったり、酷い時には鋏で腕を切られたこともあった

(失敗の例としては食事の時に大皿の上に醤油をこぼしてしまった、左手で箸を使ってしまったなど)

けれどそれ自体は私にとっての日常だったし、失敗しない分には優しかったから気にしてなかった



そんな風に毎日を過ごしてたある日、父の故郷から祖父母が来た

事前に連絡もなく、父の独断で呼んだとの事だった

けどそもそも狭い三人暮らしの我が家に泊めれる部屋があるわけもなく

取りあえず来てしまった以上帰すわけにも行かないので、仕方なく私が近くにある母の実家に身を寄せる事にした



半年くらいその生活を送り、父方の祖父母がやっと帰ったので私も久々に自宅に戻った

そうして驚いた、久々に見た母親があんまりにもやつれていたから

後から聞いた話によると、父方の祖母に結構酷い事をされていたらしい

けど、私に心配をかけたくないからか母は何も言わずただ今まで通りの生活に戻った



それから一年くらいして、母がある男忄生を私に紹介してきた

それが母の浮気相手(以降Aさん)だった

その人は気が弱そうだったけど、優しくて穏やかな人だった

私の事も可愛がってくれて、本当憧れのお父さん像そのままみたいな人だった

浮気自体は悪い事だし、離婚してから付き合うのが筋ってものかも知れないけど、

多分この時の母には逃げ場が必要だったんだと思う、だから母を責めることなんて私にはできなかった

流石にその歳の頃(小学高学年)には、父親の行動(暴力や自分勝手な振る舞い)はおかしいと思っていたし、

なにより母に幸せになって欲しかったから離婚してAさんと再婚することをすすめた
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By okan777