夫が「・・・ってことなんだけど、どうする?私ちゃん、行ってもらってもいい?」って。
「なんで?」って聞き返したら「うーん・・・どうしたらいいんだろ」だって。
「お義父さんに電話して無理って返事するか、離婚して夫君が地元にもどるか、
ふたつにひとつじゃない?」って言ったら部屋に篭って出てこない。
仕事には行ってるけど、戻ってくると部屋から出てくるのはトイレだけ。
お風呂にも入ってない。
3日目に「私なりの結論出たから、ちょっとリビングに出てきて」って声を掛けたら
ゲッソリして出てきた。
サイン済の離婚届を出して「もうずいぶん前から用意してた。離婚しましょう。
お義父さんへの返事は好きにすればいい」って言ったらまた部屋に篭って出てこない。
その間に簡単に荷物を整理した。
準備が終わって家を出ることを告げた。
あとはお互い弁護士を通して話しましょうって。
結婚して2年。
子供相手の仕事をしている彼の姿を見てて、
その無邪気さや素直さが頼りなさを打ち消すぐらい素敵に見えたけど
単に彼自身が子供だったからと分かったのは結婚してから。
私も甘かったと思う。彼の頼りなさは私がカバーできると思ってしまった。
もしかしたら問題が彼の事だけだったら乗り越えられたかもと思う。
だけど彼の両親のアクの強さには耐えられなかった。
義父と義母はとても仲が良いのだけど、
ふたりとも世界がふたりを中心に回ってると思ってるような人。
遠く離れているから流すことができたけど。
私たちより後に結婚した義弟のお嫁さんは最初から一切交渉を持たないようにしていた。
それが賢いと今は思う。
義弟も夫と似たような気弱な感じの男忄生だけど、夫と違うところは
それでも必タヒで妻を守ろうとする気概がある。
夫はだめだ。常に私に判断を仰ぐ。義父母の横暴さにも。
離婚届を持っていたのは、大好きだった祖母が亡くなった時、
仕事を休んで葬儀に出掛けたことを知った義父に
「どうせいつかはタヒぬババアの為に仕事休むって、甘ちゃんだな」
って言われて夫に目をやったら、がっつり合った目を逸らした時、
ああこの人は何があっても義父には逆らえない人なんだと思ったから。
どんなに妻が傷付けられても知らん顔なんだって思ったから。
それまでは離婚までは考えてなかったけど、
次に同じようなことがあったら私は自分の理忄生を抑えられないと思った。
その時はもう離婚しようと思っていたらの冒頭の出来事。
今思えば保育士やってるのも、自分より小さな弱い者相手にしか
仕事出来ない人だったんだなと思う。
それに気づかなかったお花畑な自分を、タイムマシンがあったら戻ってぶん殴りたい。
現在夫から鬼LINE。この期におよんで泣き顔の顔文字付き。もううんざりだ。