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306 :伝説の鬼女 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2014/07/23(水) 12:14:10 ID:???
4年くらい付き合った彼女がいて、お互いの実家の付き合いもあって
結婚話もでていたんだ
彼女はちょっとミーハーなところはあるが、お金にも堅実でしっかり者だと思っていた

彼女の実家で晩御飯を食べて、ゆっくりしていると
急に彼女が俺と距離を置きたいと泣きながら言い出した
色々話してみたら、ナンパされた男に目移りしたらしい
俺と彼女の親父さんとどんな男だと問い詰めたら
テレビでCMしている有名会社の男だって、

彼女 「別に会社名で彼に惹かれたんじゃなくて、忄生格と人間忄生に惹かれた」
親父 「わずか2ヶ月の付き合いでその男の何が分かるんだ、俺との事はどう考えている
    そこの社員だって証拠はあるのか、そこに勤めている派遣社員かもしれないだろ」
彼女 「ちゃんと名刺も貰ったし、社員証も保険証も見た。たとえ派遣社員でも
    人間としての彼が好きになった
    好きになるのに、付き合った期間は関係ない」

彼女は4年間の付き合いよりも、その男の派手な会社名で引かれているのは確かだった
二人の4年間は、そんな薄い4年間だったのかと思うと空しくなった
そんな事を泣きながら言う彼女の事が、別の生き物のように思えてきた

親父 「俺の会社も企業間取引だけの会社だが、派手さはないが1万人以上の従業員のいる
    立派な会社だ、わずか創業して20年くらいの会社よりも信用できる」

BtoBが主体の会社って、基本広告費にお金掛けないから地味なんだ
泣きながら、新しい男の素晴らしさを説明して、俺に謝罪している彼女の姿を見て
心が離れた相手に何を言っても無駄なので、別れることにした

俺の会社から彼女の実家は、徒歩圏にあったので彼女がいない時でも
親父さんと酒を飲んで野球観戦して、ご飯をご馳走になって帰る事が日課になっていた
彼女のご両親に、今までお世話になった事のお礼を言って別れた
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