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853 :きまぐれ鬼女 2013/08/24(土) 00:11:08 I
誰にも話せない私の最大の修羅場。

母との激しい夫婦喧嘩の果てに、夜中に父が農薬を一気飲みして自杀殳未遂を謀った。

夜たまたまトイレに起きた私が、何故かトイレ近くの仏間の隅に転がっていた父の「救急車を呼んでくれ…」「農薬を…飲んだ…」と言う小さな声に気付き、
その尋常じゃない様子に慌てて119番通報。
父が夜中に何故そのような場所にいたかと言うと、激昂していた母とは同じ寝室では眠れないと思った父が
自主的にトイレ近くの仏間に布団を敷いて一人で寝ようとしていたそうだ。

そもそもその自杀殳未遂の動機となった夫婦喧嘩自体、私から見ても明らかに父に非があったので、
「喧嘩」と言うより激昂した母が父を一方的に詰るような状態だった。
後日わかった事だが、どうやら父はその母からの無限説教から抜け出す為、たまたま手近にあった農薬を一思いに呷ったらしい。
体調が悪くなれば心配してくれて母のお説教も少しは収まるだろう!(ピコーン!)と言ったようなほんの軽い気持ちだったようだが、
体調不良どころか一時は意識不明の重体に陥った上、今でも重い障碍が残ってしまった事を見るにつけ、子供のような浅はかな言動に身内ながら心底呆れた。

私が119番通報した時、母は風呂上りでドライヤーを掛けていた。
母に、父に請われて救急車を呼んだ旨を伝えると、ただでさえ激昂していた母は更に激怒。
「あの男は私たちにどれだけ迷惑をかければ気が済むのよ!!」と完全にブチ切れてしまい、夜中駆け付けてくれた救急隊員も全て無視。
それどころか仏間に届くような大声で洗面所から父を罵りながら髪を乾かし続けていた。
母は結局父及び救急隊員を無視したまま、私だけが救急車に同乗した。

季節は冬。
仏間に暖房器具はなく、母への引け目から寝室に寝具を取りに行く事すら躊躇したらしい父は薄い肌掛けのような布団一枚と折った座布団だけで寒さに震えながら寝ているところを発見された。
そして枕元に転がっている農薬らしき液体を瓶から一気飲みした様子の父。
倒れ込む父に鞭打つように大声で罵詈雑言を浴びせ続ける母。
…どうやらこの一連の様子を救急隊員が訝しみ警察に通報したらしく、翌日母が杀殳人未遂の容疑?で任意同行された事の方が私にとっては修羅場だった。
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