548 :修羅場な話 2015/08/28(金) 11:05:13 ID:ndRqX+ks.net
容姿のいい友人がオープンを控えた大規模公共施設の受付に採用された。
同僚も当然のように美人ばかり。
「私はその中の1人に選ばれたんだ!!」
と、オープン前の準備期間中の出勤は実に楽しそうだった。
友人は背が高くて大人っぽく、知的でデキる女に見えるタイプなせいか、
他の同僚(可愛らしい系が多く、美人系でも友人より低身長だったり)達に
「姐御」みたいな感じで頼られてるそうで、すごく得意になっていた。
しかし友人、中身はけっこう残念で見かけ倒し。
実際に公共施設が正式オープンする頃にはかなりメッキがはがれてて、
いざオープンしてみると、自分を「姐御」扱いしてた子達の方がよほど仕事が出来、メッキに綻びが…。
はがれたメッキを塗り直そうと、強面系や派手系な友人複数を来館させて、親しく会話してみせて、
「こんな怖い感じの友達がいる私、凄いでしょ!!」
と見栄を張って、色々小細工したりと、4月のオープン後一ヶ月くらいは頑張って出勤してたみたいだけど、
5月に入って結局五月病を発症。
「せっかく社員採用されたんだし、頑張りなよ。見栄張りたいならまた行ってあげるから」
と言ったんだけど、週の半分は仮病使って欠勤…というのを繰り返した。
いずれクビになるんじゃないのかと心配していたんだけど、
「大丈夫だよ。こないだ、上司の偉い人が菓子折持って自宅に病気見舞いに来てくれたの。
こんだけ欠勤してるのにそこまでしてくれるって事は、よっぽど人出不足なんだろうね。
なんたって社員だし、そうそう簡単にクビに出来ない筈だし」
と言う。
「いや、それは最後通牒を喰らわす前段階の様子見だと思う…」
と忠告したけど、「考え過ぎだよー」。
それからしばらくして、しょんぼりした感じで「(私)ちゃんの言ったとおりデシタ…」と連絡してきた。
クビになったらしい。
同僚も当然のように美人ばかり。
「私はその中の1人に選ばれたんだ!!」
と、オープン前の準備期間中の出勤は実に楽しそうだった。
友人は背が高くて大人っぽく、知的でデキる女に見えるタイプなせいか、
他の同僚(可愛らしい系が多く、美人系でも友人より低身長だったり)達に
「姐御」みたいな感じで頼られてるそうで、すごく得意になっていた。
しかし友人、中身はけっこう残念で見かけ倒し。
実際に公共施設が正式オープンする頃にはかなりメッキがはがれてて、
いざオープンしてみると、自分を「姐御」扱いしてた子達の方がよほど仕事が出来、メッキに綻びが…。
はがれたメッキを塗り直そうと、強面系や派手系な友人複数を来館させて、親しく会話してみせて、
「こんな怖い感じの友達がいる私、凄いでしょ!!」
と見栄を張って、色々小細工したりと、4月のオープン後一ヶ月くらいは頑張って出勤してたみたいだけど、
5月に入って結局五月病を発症。
「せっかく社員採用されたんだし、頑張りなよ。見栄張りたいならまた行ってあげるから」
と言ったんだけど、週の半分は仮病使って欠勤…というのを繰り返した。
いずれクビになるんじゃないのかと心配していたんだけど、
「大丈夫だよ。こないだ、上司の偉い人が菓子折持って自宅に病気見舞いに来てくれたの。
こんだけ欠勤してるのにそこまでしてくれるって事は、よっぽど人出不足なんだろうね。
なんたって社員だし、そうそう簡単にクビに出来ない筈だし」
と言う。
「いや、それは最後通牒を喰らわす前段階の様子見だと思う…」
と忠告したけど、「考え過ぎだよー」。
それからしばらくして、しょんぼりした感じで「(私)ちゃんの言ったとおりデシタ…」と連絡してきた。
クビになったらしい。