日. 11月 24th, 2024
989 :殿堂 2021/07/11(日) 00:04:57 ID:XY.mc.L1
この時期になると思い出す先輩A子さんの話。
新入社員時代配属された支店にA子さん(当時三十代)という先輩がいた。私とは部署が違ったが、休憩時間などに気さくに声をかけてくれてそれなりの交流があった。その頃はちょっとポヤっとしてるけど、良い先輩という認識だった。
入社してから三ヶ月たった頃休憩中にA子さんが「ねえ私さん、○○課のB子さんが妊娠したって知ってる?」って声をかけてきた。
B子さんは隣の部署の先輩なんだけど、その当時はあまり交流もなかったため「へー、おめでたいですね」と当たり障りのない返答そしたんだけど、A子さんは驚いたような顔で「えー!お腹の赤ちゃんCさん(○○課の責任者)と不イ侖してできた子だよ!!」って叫ばれた。
そこからはずーっとB子さんとCさんの不イ侖についてのあれこれを聞かされ続けた。正直自分の会社で昼ドラじみた不イ侖劇場が繰り広げられているのもショックだったけど、それ以上にそんなスキャンダルを入社三ヶ月目の
人間に事細かに語るA子さんにドン引きしてしまった。なんとか理由をつけてA子さんから逃げ出して、自部署の先輩に助けを求めたんだけど、そのとき教えてもらったんだけど
A子さんとんでもないレベルのスピーカーだった。
件のB子さんの話も、本人が「ここだけの話にしてほしい」「みんなには絶対に言わないでほしい」と念押ししてA子さんに相談したものらしいのだけど、A子さんは翌日速攻であちこちに話をして回っていた模様。
教えてくれた先輩は真顔で「あの人はちょっとおつむが足りなくて、言って良いことと悪いことの区別が一切つかないから気を付けた方がいいよ。後本人に何を言ってもすぐ忘れて同じことを繰り返すから」といってくれたけど、正直もっと早く教えてほしかったよ。
色々神経おかしいA子さんだけど、支店長が朝礼でプライベートに関わるようなことをむやみやたらと広めないようにと言っていたのを「そんなこと言う人がいるんだね」とぬかしていたのが一番のスレタイ。
それから二年ほどして私は転勤になったんだけど、諸事情で支店に残ることになったB子さんは気の毒だと思っている
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