月. 11月 25th, 2024
363 :伝説の鬼女 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2015/04/18(土) 00:42:09 ID:CNG
俺が悪いのか?それとも隣がスレタイなのか?
母と2人でファミレスで昼食をとった
その日は何かイベントでもあったのか、店中小さい子供連れのママさんで溢れかえっていた
幸い騒ぐ子は居なかったが、俺たちの席の隣の女の子が手を振ったり、料理を覗き込んだり、こっちのテーブルに寄ってくる子だった

食事が終わり、俺はかばんを持ってトイレに行ったが、男女兼用のトイレで列ができていた
一旦席に戻り、5分ほどしてまた行ったが列が進んでいない
そのまま暫くまっていると、一番前の人が店員を呼びに行った
店員が来て扉をノックすると「入ってるわよ!」と怒りの声
もう15分以上入りっぱなしらしい
その店は本来トイレの扉の内側に手洗い場があり、更にその中に2つ様式トイレの扉がある作りだった
中の女忄生は一人で手洗い場ごと占拠していることになる
変な人がいるもんだなと思ったが、出てくる気配がないので俺は仕方なく席に戻った
俺がトイレに行ったのは、薬を飲むためで、トイレ自体に用はなかった
小さい頃から身体が弱く、7種類の薬がかかせない
母に話したが、この後バスに乗って市役所に行く予定で、飲むタイミングがないので仕方なく席で薬を飲むことにした(全部食後30分以内に飲むよう指示されている)
薬を並べて、飲み間違いがないように左から一つづつ飲んでいった
3つめを飲んでいるとき、隣の女の子が興味深そうに薬に手を伸ばした
「ごめんね、これお薬だから触らないでね」と俺は女の子の伸ばす手を自分の掌で壁を作るように遮った
女の子はその掌をつかんでのけようとした
すると女の子の母親が俺の腕をはたくように叩いて、子どもの手を掴んで自分に引き寄せた
「うちの子に触れないで、変熊!」
唖然としているとら咄嗟に母が「人のものに手を出さないように躾けるのが先では?」と反論
すると子どもの祖母と思われる人が「先に食卓に薬を並べるなんて非常識なことをしたのはそちら」と攻撃
それに対し「メニューでかくしてコソコソ飲んでましたが、人のことジロジロみるのは非常識ではないんですか」と俺が反論
俺のテーブルVS隣のテーブルが仕上がってしまった
俺も素直に謝ればよかったんだけど、カッとなって言い返してしまった
睨み合っていると、隣の隣の席の親子がドリンクバーを持って戻ってきた
隣の隣の母親「山田さんどうしたの?」
隣の母親「この人うちの子の手いきなり掴んだのよ」
俺「は?その子が俺の薬にいきなり手出してきたんでしょ」
隣の隣の母親「薬!?きたなっ、病気うつさないで!」
薬と聞くなりいきなり叫ばれた
勿論俺の病気は人様にうつるものではない
俺の母は持ってたグラスをガン!と机に叩きつけると、残りの薬を俺に飲ませ、すぐに席を立った
母は終始無言で、店を出てバス停までしかめっ面だった
恐る恐る「母さん?」と話しかけると、「ごめんね」と謝られた
母さんは俺がこんな身体が弱いことを自分のせいだと責めていた
この体じゃ普通の職にはつけないし、だからといって障碍者でもないから健常者と同じ土俵で生きていくしかない
母は常々それを心配して自分のせいだと思っていた
今でも思い出すとムカムカする
たしかに俺は薬を飲まなきゃ生きていけない、それに健常者に気遣えなかったのも確かだ
でもそれを健常者にとやかく責られる必要はあったのか?
それからは学校でも頑なに薬を飲む姿を人に気付かれないようにするようになった
だけど、公共の場で薬を飲むことにこれほど負い目を感じて神経質にならなければならない社会に違和感しかない
続きを読む