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259 :ロミオ伝説|にちゃんまとめ 2010/04/09(金) 00:09:58
新婦親戚として参加した披露宴の話。
披露宴開始寸前に新郎が新婦に、「実は俺と俺の家族、XXX教の信者なん
だ」と突然の告白。
名前すら聞いたこともないマイナー新興宗教の出現に驚きながらも、直前で
どうすることもできずに新婦、新婦両親がパニックのまま披露宴開始。
新郎側出席者は皆宗教関係で、新郎側余興は全部その宗教の歌や踊り。
青ざめる新婦、泣き出す新婦母、怒りのあまり打ち震える新婦父、
新婦側出席者ドン引きの中、宗教幹部のおっさんが行った新郎側スピーチ
でこちら側は氷点下へ。
その宗教では結婚前の男女が贈り物のやり取りをしてはいけないという
掟があるらしく、今まで新郎が新婦に贈った物は全て幹部の妻が選んで
購入(幹部妻から新婦への贈り物であって、新郎からではないという形にする
ため)、新婦が新郎に贈ったプレゼントは全て幹部が受け取っていたとのこと。
「シャイな新郎は新婦に教義を話すことはできませんでしたが、
このようにして清い結婚に辿り着いたすばらしい青年です。
今日ご参加の若い信徒の皆さん、ぜひお手本にしてください」と。
新郎側の割れんばかりの拍手の中、新婦は高砂から転げ落ちるように飛び出して、
二度と会場には戻ってこなかった。
幸いまだ籍は入れてなかったらしいが、破談を申し入れた後もその宗教
関係者が入れ替わり立ち代り新婦の家まで押しかけて、新郎のすばらしさを
語り、そのまま結婚しろと攻め立てられたらしい。
最終的に宗教幹部に「家族全員不幸に堕ちる!」と呪いをかけられたが、
新婦は後に別の男忄生と幸せな家庭を築き、新婦両親は近所でも有名な
孫バカとして穏やかに暮らしている。
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